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【開催報告】 医療職を対象としたIAEAとのワークショップを実施しました。
2015.07.02
福島県立医科大学は、平成27年6月22日から26日にかけて、IAEA(国際原子力機関)と共同で「Train the Trainers Workshop on Medical Support for Nuclear or Radiological Emergencies」と題するワークショップを実施いたしました。
本ワークショップは、放射線医療を専門とする「医学物理士」のエキスパートを対象に、原子力災害や放射線事故における緊急事態の対応についてトレーニングを行うものです。日本を含む17カ国から21名の医学物理士の方々が参加されました。本学や放射線医学総合研究所の教授陣、専門スタッフが講師を務めたほか、海外からも5名の放射線災害医療の専門家を招いて、協力してトレーニングを実施しました。
福島県とIAEAは、平成24年12月に「東京電力福島第一原子力発電所事故を受けた福島県と国際原子力機関との間の協力に関する覚書」を交わしました。その中で、「人の健康」に関連する医療スタッフへの教育については、本学とIAEAとが協力して、複数のプロジェクトを推進することとしております。
今回のワークショップは、そのプロジェクトの一つである「原子力または放射線緊急事態の際に支援を行う医学物理士のための具体的なトレーニング・パッケージの作成」の活動の一環です。これまで開催してきたカンファランスなどの成果により作成されたトレーニング・パッケージに基づいて初めて実施されたトレーニング・ワークショップです。
福島県立医科大学は、今後も、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故対応を通じて得た知見や経験を、県内はもちろん世界中の災害医療の担い手の皆さまに伝えてまいります。
■放射線医学県民健康管理センター(電話 024-549-5130)
http://fukushima-mimamori.jp/