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公開講座

小児がん公開シンポジウム    〔6月25日(日)本学構内〕

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小児がん公開シンポジウム
「小児がんの子どもの教育を考える 〜高校教育について〜」

福島県で始まった小児がんの高校教育支援の実際について 
次期がん対策基本法の改定に伴い、「小児がん」が法規の中に明記され、これに伴い基本計画の主要なテーマの一つに小児がんやAYA世代のがん対策が挙げられることになりました。
「AYA」とは “Adolescent and Young Adult” の略語で「思春期若年成人」のことで、高校生から20代の成人を指しています。この年代にも小児がんや種々のがんが発症しますが、思春期特有の感情や、肉腫など希少がんが多く、治療する診療科も定まっておらず、うまく治療されていないことが問題となっています。
特に高校生は自分の将来の夢を目指して高校生活を送る時期ですが、この時期にがんを発症しますと治療のために長期間の入院を強いられ、休学を避けられないのが現状です。
学習の機会を失われてしまうばかりでなく、多くは単位が取得できず留年、さらには退学など自分の全く望まない方向へ向かう場合も経験します。

国の協議会の中でも高校教育の遅れが指摘されており、取り組むべき施策として、医療従事者と教育関係者の連携を強化し、療養中でも適切な高校教育を受けることのできる環境整備や、復学・学習支援等の特別支援教育をより一層充実させることが挙げられています。
福島県では条例のなかで、「就学や療養生活を支援するための施策その他必要な施策を実施するよう努めるものとする」ことを謳い、全国に先駆けて高校生に対する教育支援が始まっており、今回はこの取組についてのシンポジウムを開催します。

シンポジウムは「がんの子どもを守る会福島支部」と本学附属病院 小児腫瘍内科との共催で開催します。


シンポジスト
座長:佐野秀樹 先生
  公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 小児腫瘍内科 医師
菊田 敦 先生
  公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 小児腫瘍内科 教授
大原喜裕 先生
  公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 小児腫瘍内科 医師
伊藤俊幸 先生
  福島県立須賀川支援学校医大校分校長
石橋裕子 氏
  公益財団法人 がんの子どもを守る会ソーシャルワーカー
日 時 平成28年 6月 25日(日) 13:00〜15:00
会 場 福島県立医科大学 7号館2F 学内マップ ⑦ 番
参加料 無 料
申込方法 当日直接会場までお越しください。 事前の申込・予約受付は不要です。
事務局・
お問い合わせ先
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 小児腫瘍内科
電話 024-547-1437 / FAX: 024-547-1443
メール:
 (スパムメール防止のため一部全角表記しています)
主催・共催 公益財団法人 がんの子どもを守る会 福島支部
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 小児腫瘍内科
後 援 NPO法人がんピアネットふくしま
認定NPO法人パンダハウスを育てる会

 

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