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形成外科

スタッフ紹介

診療科部長
小山 明彦 (教授)
氏名 職名 専門分野
小山 明彦 教授 頭蓋顎顔面外科(唇裂・口蓋裂、耳介形成、顎変形症)、眼瞼下垂
齋藤 昌美 准教授 再建外科、手外科
望月 靖史 病院助手
(非常勤)
リンパ浮腫、胸郭変形(漏斗胸)、再建外科
北村 成紀 助手 顔面神経麻痺、乳房再建、胸郭変形(漏斗胸)、再建外科、レーザー治療
永峰 恵介 助手 血管腫・血管奇形、リンパ浮腫、腫瘍、瘢痕・ケロイド、創傷外科
佐藤 順紀 専攻医 再建外科、形成外科一般
加藤 美野里 専攻医 形成外科一般 
半田 千紘 専攻医 形成外科一般
西田 翔平 専攻医 形成外科一般 
堀内 美恵 専攻医  形成外科一般 

 


診療科の紹介とアピール

◆創傷外科

形成外科は、外傷、熱傷、褥瘡、糖尿病性潰瘍などの創傷・潰瘍や、瘢痕・ケロイドといった傷あとなど、様々な「きず」を取り扱う外科です。重症の熱傷などは救急医療科と連携をとり、培養表皮移植などの治療を行っています。

◆唇裂・口蓋裂

複数の専門領域のスタッフとともに診療チームを結成し、先進的な集学的治療に取り組んでいます。そのひとつに唇顎口蓋裂を1回の手術で閉鎖する「一期手術」を推進しています。

◆頭蓋顎顔面外科

脳神経外科、歯科(矯正歯科、口腔外科)とともに頭蓋顎顔面外科の専門チームを組織し、主に頭蓋顔面の骨格を中心とした変形に対して集学的治療を行っ ています。

◆乳房再建

乳腺外科と協力し、自家組織や人工乳房(2013年より保険診療)での乳房再建を行っています。

◆血管腫・血管奇形

あざや血管・リンパ管の異常に対し、レーザーや薬剤による硬化療法など、高度先進的な診断・治療を行っています。

◆チームサージャリー

当科はマイクロサージャリー(顕微鏡手術)を用いた再建外科としての、複数科の合同手術において重要な役割を担っており、他科で行われた悪性腫瘍切除後の組織欠損に対し様々な移植技術を用いた再建を担当しています。

その他、耳や手指の先天異常、顔面神経麻痺、あざ、眼瞼下垂症、リンパ浮腫など、さまざまな形態異常を扱います。

 
診療の詳細案内
病名・病態 必要な診療 当科の対応方法
唇裂・口蓋裂、耳介変形 早期の矯正治療が望ましい場合がありますので、できるだけ早い時期に受診して下さい。 複数の専門家によるチーム医療にて方針決定、治療、経過フォローを行います。
乳房再建 乳癌手術後の乳房再建についてお話を聞きたい場合は、外来を受診し、説明受けて下さい。 乳腺外科と協力して、自家組織や人工乳房による即時再建や二次再建にて乳房の復元を図ります。
胸郭変形(漏斗胸など) CTなどの画像診断にて変形を評価し、適切な治療方法を選択します。 漏斗胸に対していは、できるだけ低侵襲の手術にて変形の改善を図ります。
顔面外傷 顔面は機能のみならず整容的な修復も重要です。裂傷や骨折を診断し、方針を検討します。 機能と整容の両立を目指して、骨や軟部組織の損傷に対し適切な修復を行います。
顔面神経麻痺 診察・精密検査を行い、治療法を決めます。 神経移植・筋肉移植をはじめ、先進的技術で再建を行います。
頭の変形 赤ちゃんの頭の変形がある場合、レントゲンなどで疾患がないか診断します。 向き癖による変形の場合はヘルメット矯正の提案をします。疾患がある場合は、必要に応じて手術を行います。
あざ・血管腫・血管奇形 あざや血管系の異常には適切な評価と専門的な療法が必要です。 適切な画像診断による評価と、レーザー治療や硬化療法など、高度先進的な専門治療を行います。
皮膚腫瘍 良性、悪性の診断を行い、治療方針を決定します。 必要十分な切除を行い、可能な限り見た目に優れた状態を目指し、適切な再建術にて修復します。
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 形成外科
外来 電話024-547-1225