令和5年度看護師特定行為研修研修生募集案内
令和5年度研修生の募集について御案内いたします。
詳しくは、下記募集要項をご覧ください。
募集の概要
1 出願期間
令和4年11月1日(火)~令和5年1月 11日(水)必着
2 研修内容
研修は、共通して学ぶ「共通科目」と特定行為区分ごとに学ぶ「区分別科目」に分かれており、それぞれ、講義、演習または実習によって行われます。
(1) 共通科目(必修科目)
特定行為区分に共通して必要とされる能力を身につけるための科目(研修期間:6か月)です。
共通科目は、e-learningを中心とした講義及び演習を受講し、筆記試験に合格する必要があります。
共通科目名 | 時間数 |
臨床病態生理学 | 33時間 |
臨床推論 | 46時間 |
フィジカルアセスメント | 48時間 |
臨床薬理学 | 46時間 |
疾病・臨床病態概論Ⅰ・Ⅱ | 40時間 |
医療安全学・特定行為実践 | 46時間 |
合計時間数 | 260時間 |
(2) 区分別科目(選択科目)
各特定行為に必要とされる能力を身につけるための科目です。
本学では19の特定行為区分に対応する科目を開講します。複数選択可能で、受講開始後の追加申請も可能です。
区分別科目は講義及び演習を受講し筆記試験に合格後(一部実技試験に合格後)、実習へ進み最終評価として観察評価を実施します。
コースNo | 区分名:特定行為 | 時間数 | 受入数 |
1 | 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 12時間+5症例 | 5名 |
2 | 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 30.5時間+各5症例 | 5名 |
3 | 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 | 11時間+5症例 | 5名 |
4 | 循環器関連 | 25時間数+各5症例 | 2名 |
5 | 胸腔ドレーン管理関連 | 15時間+各5症例 | 5名 |
6 | 腹腔ドレーン管理関連 | 10時間+5症例 | 5名 |
7 | ろう孔管理関連 | 28時間+各5症例 | 5名 |
8 | 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 9時間+5症例 | 7名(うち2名は会津医療センターで実習) |
9 | 創傷管理関連 | 38時間+各5症例 | 5名 |
10 | 創部ドレーン管理関連 | 7時間+5症例 | 5名 |
11 | 動脈血液ガス分析関連 | 18時間+各5症例 | 5名 |
12 | 透析管理関連 | 13時間+5症例 | 5名 |
13 | 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 19時間+各5症例 | 7名(うち2名は会津医療センターで実習) |
14 | 感染に係る薬剤投与関連 | 31時間+5症例 | 7名(うち2名は会津医療センターで実習) |
15 | 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 | 18時間+5症例 | 7名(うち2名は会津医療センターで実習) |
16 | 術後疼痛管理関連 | 10時間+5症例 | 5名 |
17 | 循環動態に係る薬剤投与関連 | 30時間+各5症例 | 5名 |
18 | 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 35時間+各5症例 | 5名 |
19 | 皮膚損傷に係る薬剤投与関連 | 18時間+5症例 | 5名 |
(3) 区分別科目 (パッケージ研修)
【術中麻酔管理領域パッケージ】
特定行為区分名 | 特定行為 | 時間数+症例数 | 受入数 |
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 | 12時間
+ 5症例 |
2名
|
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | 18.5時間 +
各5症例 |
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人工呼吸器からの離脱 | |||
動脈血液ガス分析関連 | 直接動脈穿刺法による採血 | 18時間 +
各5症例 |
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橈骨動脈ラインの確保 | |||
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | 13時間
+5症例 |
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術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 | 10時間
+5症例 |
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循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | 14時間
+5症例 |
【在宅・慢性期領域パッケージ】
特定行為区分名 | 特定行為 | 時間数+症例数 | 受入数 |
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 | 気管カニューレの交換 | 11時間
+5症例 |
2名
|
ろう孔管理関連 | 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 | 20時間 +
5症例 |
|
創傷管理関連 | 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 | 29時間
+5症例 |
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栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | 13時間
+5症例 |
3 定員
30名
※各特定行為区分の受入数 2~7名(上記の表のとおり)
※各特定行為区分の受け入れ数5名には、各パッケージ研修の2名の枠も含まれます。
4 受講資格
次の各号に定める要件をすべて満たしていることが必要です。
1)看護師免許を有すること。
2)看護師の免許取得後、通算5年以上の実務経験を有すること。
3)所属長(看護部長あるいは同等職位の所属長)の推薦を有すること。
5 研修修了者の受入
既に特定行為研修を修了した方が、本施設において新たな特定行為区分の研修を希望される場合も受入を行います。(詳細は募集要項を確認)
区分 |
受講内容 |
||
Ⅰ |
本施設の修了者 | 研修終了後
5年未満※1 |
共通科目免除
区分別科目の受講のみ |
研修終了後
5年経過 |
①e-ラーニング(192時間)・集合研修(68時間)
全て受講 ※2 |
||
②e-ラーニング受講なし
集合研修のみ受講 ※2 |
|||
Ⅱ |
他の研修機関修了者 | ①e-ラーニング(192時間)・集合研修(68時間)
全て受講 ※2 |
|
②e-ラーニング受講なし
集合研修のみ受講 ※2 |
※1 5年未満とは、平成30年4月1日以降に、本施設において特定行為研修を修了した者を指します。
※2 ①、②いずれか一方を選択して受講希望を提出してください。
その他出願に関する詳細は募集要項にてご確認ください。
■ お問い合わせ先
福島県立医科大学 看護師特定行為研修センター
TEL:024-547-1671 Email:tokutei☆fmu.ac.jp(☆を@に置き換えて下さい。)