部門紹介受託研究部門

概要

アカデミアでは国内初の信頼性基準に準拠した管理と特定の病原菌が存在しない環境(SPF)下で、学内各講座からの要望に応えて、放射性薬剤を用いたイメージング研究、薬物動態・薬効薬理試験やアスタチン-211(211At)標識放射性治療薬を用いた新たな内用療法の共同開発の実施をサポートしています。

それにより本学の研究推進に貢献するだけではなく、核医学分野の将来プロジェクトの探索につながることを目指しています。

部門の活動内容

200を超えるアイソレーション式飼育ケージを備え、施設全域をSPF化した高度な細胞・動物実験を実施可能な環境が整備されています。検疫室も有しているため、特殊な疾患動物や遺伝子組み換え動物の飼育・実験も実施可能です。最新の小動物用PET/SPECT/CT装置、発光・蛍光イメージング装置、小動物用MRI装置、オートラジオグラフィ(ARG)装置、病理組織学的標本の作製・画像解析装置等を備えるとともに、種々の放射線測定・分析器や細胞分離、蛋白定量測定・分析器、小動物血球測定器、血液生化学測定器等を有し高精度な測定が可能です。(設備の一覧はこちら

現在は、主に学内各講座からの要望に応え、共同研究を行っております。