■所属長名
南会津町長
湯田 芳博
■ホームステイ研修を希望される方へのメッセージ
社会に貢献する医療人を目指し、日々研鑽を積まれている医大生、研修医のみなさん、ごくろうさまです。皆さんもご承知のとおり、わが国は都市と地方の二極化が進み、人、物、金、情報のすべてが都市部に集中し、都市と地方の格差は、ますます広がりを見せています。特に、南会津地方のような過疎・中山間地域では、人口の減少をはじめ少子高齢化の急速な進行によりさまざまな問題を抱えています。医療の分野においても同様で、常勤医師の減少や診療科目が充実していないことなどにより、通院や看護など患者や家族の負担も大きくなっています。
しかし、今後は、都市機能では果し切れない“健康や癒し”など人間味ある豊かさをご提供できる街づくりを進めて参りますので、どうか皆さんには、こうした過疎地域の現状に目を向けていただき、新たな地域医療人として南会津地域にご貢献いただきますようお願い申し上げます。
■町のPR
会津の南端、栃木県と接する南会津町は、東北地方の南の玄関口となる地域です。
南は那須塩原や鬼怒川、西は只見、北は会津若松などを国道で結ぶ交通の分岐点で、かつては会津西街道の主要宿場町として栄え、現在でも南会津地方の経済の中心となっています。また、鬼怒川温泉を経由して東京の新宿、浅草とも鉄道で結ばれています。
広大な面積と1,500m級の山々に囲まれており、阿賀川水系と伊南川水系を有するなど、豊かな自然環境に恵まれています。気候は、夏は朝夕しのぎやすく、冬は厳しい日本海型で豪雪地帯です。
また、だいくら、たかつえ、高畑、南郷の4つのスキー場をはじめ、ミニ尾瀬とも呼ばれる駒止湿原や渓流などの景勝地のほか、七ケ岳・田代山などの山岳、温泉施設、公園、文化歴史施設など、魅力ある自然資源、観光資源を有しています。
観光産業の他、冷涼な高原性の気候を利用して、特産品である南郷トマト、グリーンアスパラガス、りんどう、カスミソウ等の園芸作物を柱とした農業生産が行われています。
■その他
南会津町は、平成18年3月20日に旧田島町、旧舘岩村、旧伊南村、旧南郷村が合併して誕生しました。ゆったりとした時が流れる手つかずの自然の中で、土地の人々とのふれあいを楽しみながら「ふるさと」を見つけてください。
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http://www.minamiaizu.org
■写真について
右上の写真は駒止湿原です。湿原いっぱいに群生するニッコウキスゲ。ワタスゲが終わる7月上旬から咲き始めます。
その下は田島祇園祭の写真です。子供歌舞伎。大屋台の上で上演される子供歌舞伎。
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