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センターTOP>センター概要(センター長挨拶)
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2011年3月の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故は、福島県内の医療・保健状況に急性期ばかりでなく中長期的にも大きな影響を及ぼしています。その危機を乗り越え、社会の復興に医学面からも貢献し、加えて今後も発生が懸念される大災害に対応できる医療体制を作り上げることが急務となっています。その基盤として、災害医療・放射線被ばく医療を理解して、日常の診療や看護・保健活動に生かすことのできる医療従事者の養成が極めて重要となります。この社会的要請に応えるため、2012年2月、本学の医療人育成・支援センター内に災害医療総合学習センターが設置されました。
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初代センター長の福島哲仁先生(2011〜2013年度)、前センター長の大津留晶先生(2014〜2019年度)を引き継ぎ、2020年度より長谷川有史が災害医療総合学習センター長を務めております。
不明確・不安定な時代を生きる道しるべの1つとなるべく、時代に即した内容を福島事故の経験と反省に基づいた内容を提供すること、原子力施設立地県・隣接県に限らず多様な背景を持つ多くの皆様に情報提供の機会を提供させていただくこと、わかりやすく情報提供を行うこと、の3点に留意して職務に励んで参ります。
引き続きご指導ご愛顧の程をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年4月
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公立大学法人 福島県立医科大学
災害医療総合学習センター長
長谷川 有史
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