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今回のセミナーに参加させていただき今回の複合災害に関する状況を現場の視点からを知ることができました。印象的であった3点を特に述べたいと思います。一つ目はよろず相談で実際に避難者と話をさせていただいたことで、東日本大震災は現在も続いているものだということがあらためてわかりました。どうしても放射線治療という面に意識が行きがちでしたが、大事なのは今を生きている住民のだれにも言えない悩みや不安をいかに取り上げていくかということを感じることができました。そのことが最終的に早期発見・早期治療につながっていくのかなとも感じました。住民の方も話してましたが、受け入れている側の方の話もききたいなと思いました。二つ目は被災地の訪問です。3年たちますが今もあのときのまま残っていることにショックを受けました。時が止まるというものを目の当たりにした気がします。住民の方の不安もこの現状があるからなんだろうなと感じました。三つ目は被ばく医療が勉強になりました。実際にシミュレーションで防護服を着用し、診察・除染などをすることでよりリアルに考えることができました。また、その前段階としての講義や机上シミュレーションが大いに役立ったと思います。研修医という立場で参加させていただいたことを大変ありがたくおもいます。また、主催者の先生方や参加者の方からも大変刺激を受けました。今後も参加したいと思いますのでよろしくお願いします。ありがとうございました!!
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恥ずかしい話ですが、原発事故も時間とともに世間では風化していて、今回の研修は福島県内の医療者のみかと思っていました。しかし、全国から参加者があり、まだまだ福島の震災、原発事故が薄れていないんだと実感できたのと、この震災、原発事故を風化させてはいけなく、これからなにを学ぶか、何ができるか考えていかなければいけないことを今回深く学びました。双葉町、富岡町の見学では、県民のため毎日のニュースで現状を知っていたつもりでも、まだ復興が始まっていない現実をみて、とても痛く、また、怖く感じました。医療の話だけでなく、実際の消防の取り組みや、保育園の話。ニュースでは知りえない貴重な話で、同じ福島県内に住んでいながら知らない事でした。原発事故が及ぼす影響が健康だけでなく、体力や精神まで及ぶことが、実際の話から経過がみえ理解出来ました。また、原発、放射線に関係する事故がこんなにも多く起こっていることや、関連する事が原発だけではないと知識として初めて知りました。研修を通して、放射線と見えない敵、ただただ怖かったものが、少し形がみえてきて、対応をしっかりすれば、防げない事ではないことが理解できました。呆然とこわかった敵が、ぼんやり見えてきたことが今回自分の中でとても大きいです。また、県外のみなさんの関心が高く、研修内容も素晴らしいですが、全国からの医療者と話せる機会としても最高でした。どの講義も医療だけでなく、ちがった側面から今回の原発事故がみえ、考え方、見方が広がりました。医療者としてだけではなく、一人の人間としてとても身になる研修でした。本当にありがとうございました。
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ただ講義を聞くだけでなく、実習や被災地をまわることによって、頭で考えるだけでなく、身で感じて認識することができたので、良い経験ができました。医療従事者として、診療放射線技師として、いわき市に住み、地域の方と接する一員として、考えて行動していかなければいけないことがまだまだたくさんあることが分かりました。
これからは、知識のみならず、行動につなげていけたらと思えるようになりました。大変貴重なセミナーを体験できました。ありがとうございました。
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