臨床研修セミナー
      (FACE:Fukushima Advanced Course by Experts)   
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第9回福島アドバンスド・コース(参加者の声)

 第9回福島アドバンスド・コース 参加者の声


 ●身体所見ワークショップシリーズ
   筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 
                総合診療科 教授 徳田 安春 先生


  





豊富な、溢れ出る知識を軽快なトークで楽しく聞くことができました。Basicな内容から、Advanceな内容まで盛り込まれており、様々な学年の人が勉強になる内容でした。

昨年に引き続き大変勉強になる講義でした。今回のワークショップ形式ではグループごとに考え、それに対するポイント講義が組み合わせられており、とても定着率が良かったです。
 ●あっちゃんの考える診断学
   福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 石井 敦 先生

     
                            
実際の診察を行う上で、単に鑑別をあげれば良いだけでなく、患者さんの生活背景学、様々なものを加味して初めて真のProblem list、鑑別診断ができることが分かった。

プライマリケアの中にも低頻度と思われている疾患は隠れているということ、それを見つけ出すには限られた時間の中で問診を取り、ストーリーをつくることが大切だと感じました。

 ●第18回福島感染症勉強会
   ・福島県立会津総合病院 (根本 鉄太郎 先生)
   ・福島県立医科大学附属病院 (佐々木 充子 先生)
   ・太田西ノ内病院 (小杉 和博 先生)
   ・新松戸中央総合病院 (宇藤 薫 先生)

 ●深夜の英会話教室
   ナショナルメディカルクリニック 田村 謙太郎 先生
 ●直腸診
   太田西ノ内病院 総合診療科 成田 雅 先生

  


外来などで、とりあえず便潜血を見るために直腸診をしていましたが、今までよりもしっかりと直腸診をしようという気持ちになりました。

所見をカルテにきちんと記載できるようになるまで、修練を積みたいと思いました。直腸診でわかることは(疑う疾患。直腸がん、前立腺がん位しか意識してなかったので。)もっともっともっとあるんだろうなぁ、と。その点をもう少し深く学んでいきたいです。


 ●眼底鏡・耳鏡実習
   福島県立医科大学 眼科学講座 
     医療人育成・支援センター 小島 彰 先生
    福島県立医科大学 耳鼻咽喉科学講座
     医療人育成・支援センター 野本 美香 先生
    (※提供:ウェルチ・アレン・ジャパン株式会社)



  

                            
自分で体験することができ、楽しく興味が持てました。耳鼻科の実習だけだとほとんど耳鏡に触れることができないので、このような機会があってよかったです。もっと時間があったらよかったと思いました。

実際に練習するchanceがなかなかないため、本当に楽しく実践でき、良かったです。大変勉強になりました。

ウェルチ・アレン・ジャパンの方々の丁寧なレクチャーで眼底での静脈の鼓動、鼓膜なども初めて見せていただき、とてもおもしろかったです。ありがとうございました。

 ●整形外科的診察法「診察のコツを教えます!!」
   福島県立医科大学 整形外科学講座
    医療人育成・支援センター 大谷 晃司 先生


  


診療所で外来をやっていて、「多分これでいいんだろうけど…」とか「何か聞きづらいな」と思っていたところを教えていただけました。

いつも、プライマリケアで大切な整形外科のポイントを少しつかめたことがとても嬉しかったです。今後もっと勉強したいと思いました。

臨床に沿っていて良かったです。実際、交通外傷やアキレス腱断裂は、たった2回の救急外来当番でもやってきました。コンサルトのタイミング(ここまでやっておいてほしいこと)が少し分かりました。


 ●クロージング
   福島県立医科大学 整形外科学講座
    医療人育成・支援センター 大谷 晃司 先生


最後に皆さんへこのセミナーを受講しての満足度、到達目標の達成度、意見や要望を聞いてみました。

◎セミナー全体としての満足度

  ・ 毎回のことだけど、一つ一つがぎっしりした内容で時間的に厳しい気がするのが残念でした。
   少し時間に余裕をもった内容だともっといいと思います。
  ・ 今回は身体所見にフォーカスした内容で、まとまりがあってよかったと思います。
   今後も全体のテーマが設定されていると頭の整理や達成感にも良いと思います。

◎参加する前に考えていた到達目標がどのぐらい達成できましたか
  ・ これからの実習でのモチベーションが上がった気がします。こうやって定期的に刺激を受けられる機会があっ
   てよかったと思いました。
  ・ 眼底が(ある程度)見られて嬉しかったです。身体所見の手技・考え方がよりよく整理されたように思います。
  ・ 身体診察に関しては、基本をどうやって臨床に活かすかという点がもう少しあったらいいなと思いました。直腸
   診のセッションのようにそれをどういうふうに活かすかという点がないとオスキーやお作法になってしまうかなと
   思いました。

◎ご意見・ご要望
  ・ 今回はいつもと違って実践メインでとても勉強になりました。ただ、内容がすごすぎて消化不良になっている気
   がするのが不安です。実践と診断学のような考える形式のものを半々ぐらいならいいかなと思いました。次回
   FACEも期待しています。
  ・ 今回も将来に直結するような貴重な刺激を受けました。人と人とのつながりの大切さをこういうセミナーに参加
   して再確認することができます。本当にありがとうございました。また、宜しくお願い致します。
  ・ 徳田先生に症例検討に出ていただいてコメントをいただける機会がほしかったです。グラム染色での良い検体
   の評価、それを抗生剤にどう活かすかをもっと学びたいと思いました。

  


                                            福島県立医科大学 医療人育成・支援センター 
                                              〒960-1295 福島市光が丘1番地
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