2024/09/10 更新

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イグチ ヨシオ
井口 善生
IGUCHI Yoshio
所属
医学部附属研究施設 生体機能研究部門 助教
職名
助教
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 博士(心理学) ( 2009年3月   名古屋大学 )

研究キーワード

  • 実験心理学

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経科学一般

  • 人文・社会 / 実験心理学

  • ライフサイエンス / 精神神経科学

学歴

  • 名古屋大学大学院   環境学研究科   社会環境学

    - 2007年3月

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    国名: 日本国

経歴

  • 福島県立医科大学   医学部附属研究施設 生体機能研究部門   助教

    2017年4月 - 現在

  • 名古屋大学

    2007年3月

所属学協会

  • 日本神経科学学会

  • 日本動物心理学会

  • 日本心理学会

論文

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書籍等出版物

研究発表等(講演・口頭発表等)

  • Dopaminergic circuit mechanisms originated in the ventral tegmental area in the regulation of motivation for goal-directed behavior

    The 46th annual Meeting of the Japan Neuroscience Society Simposium 1S04a (Shedding new light on the implications of dopamine in normal brain functions and diseases) (co-organizer with Dr. Louis-Eric Trudeau)   2023年8月  

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    開催年月日: 2023年8月

  • Role of D2 receptor-positive ventral tegmental area dopamine neurons in effort-related motivation for food-seeking

    Dopamine 2022   2022年5月  

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    開催年月日: 2022年5月

    国名:カナダ  

  • 試行錯誤に基づく記憶獲得と習慣化を支える線条体起点の神経プロセスのメレオロジカルな理解

    第99回日本生理学会大会(公募シンポジウ:部分と全体学による脳の理解)   2022年3月  

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    開催年月日: 2022年3月

    国名:日本国  

  • 味覚連合記憶の想起における青斑核ノルアドレナリン細胞の役割―ハエ嗅覚器由来のイオンチャネルを利用した新規神経活動活性化ツールによる検討―

    生理研研究会2020・行動の多様性を支える神経基盤とその動作様式の解明   2020年12月  

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    開催年月日: 2020年12月

  • Enhanced retrieval of learned emotional memory by chemogenetic activation of locus coeruleus noradrenergic neurons

    Symposium: Diverse Physiological and Pathophysiological Roles in Noradrenergic Neurons (organized by Shigenobu Toda & Takashi Minamimoto). The 49th Annual Meeting of JSNP   2019年10月  

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    開催年月日: 2019年10月

  • Role of D2 receptor-positive ventral tegmental area dopamine neurons in effort-related motivation for food-seeking

    Dopamine2022  

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    開催年月日: 2022年5月

  • 試行錯誤に基づく記憶獲得と習慣化を支える線条体を起点とした脳機能のメレオロジカルな理解に向けて

    第99回日本生理学会大  

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    開催年月日: 2022年3月

  • 学習獲得プロセスで変化する皮質基底核ループと線条体投射路の機能

    第95回日本薬理学会年会(シンポジウム:病態理解のための大脳基底核中型有棘神経細胞の多様性からのアプローチ)  

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    開催年月日: 2022年3月

  • 学習獲得プロセスで変化する皮質基底核ループと線条体投射路の機能

    第95回日本薬理学会年会(シンポジウム:病態理解のための大脳基底核中型有棘神経細胞の多様性からのアプローチ)   2022年3月  

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    開催年月日: 2022年3月

    国名:日本国  

  • 味覚連合記憶の想起における青斑核ノルアドレナリン細胞の役割―ハエ嗅覚器由来のイオンチャネルを利用した新規神経活動活性化ツールによる検討―

    生理研研究会2020  

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    開催年月日: 2020年12月

  • Enhanced retrieval of learned emotional memory by chemogenetic activation of locus coeruleus noradrenergic neurons.

    Symposium: Diverse Physiological and Pathophysiological Roles in Noradrenergic Neurons; The 19th Annual Meeting of JSNP  

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    開催年月日: 2019年10月

  • オペラント行動の制御における線条体ニューロンの役割―意思決定の変調としての依存症理解への示唆―(シンポジウム,「依存症抑止に向けた文理横断的挑戦」)

    平成30年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会  

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    開催年月日: 2018年9月

  • 意思決定スタイルの個性創発と適応破たんとしての精神疾患発症脆弱性の統合的理解(文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究 多様な「個性」を創発する脳システムの統合的理解 第3回領域会議)

    文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究 多様な「個性」を創発する脳システムの統合的理解 第3回領域会議  

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    開催年月日: 2018年7月

  • 意思決定スタイルの個性創発と適応破たんとしての精神疾患発症脆弱性の統合的理解(文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究 多様な「個性」を創発する脳システムの統合的理解 第2回領域会議)

    文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究 多様な「個性」を創発する脳システムの統合的理解 第2回領域会議  

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    開催年月日: 2017年7月

  • Coordinated expression of learned motor behavior through striatofugal pathways (Symposium: Advances in Behavioral Neuroscience in Japan and Diversity of DAergic Regulation)

    International Behavioral Neuroscience Society 26th Annual Meeting  

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    開催年月日: 2017年6月

  • ストレスと意思決定の関係を分析する―ラットのオペラント学習を用いた検討

    第6回東北脳科学ウインタースクール  

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    開催年月日: 2017年2月

  • 道具的学習の連合理論―習慣形成とその異常の機序解明に向けて―(シンポジウム「連合学習理論の展開と臨床との接点」)

    日本認知・行動療法学会第42回大会  

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    開催年月日: 2016年10月

  • 「医学」から見た心理学界(シンポジウム「隣接領域から見た心理学界―心理学のここが不満―)

    日本心理学会第79回大会  

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    開催年月日: 2015年9月

  • 側坐核シナプス外GABAA受容体:大うつ病動物モデルにおける治療標的性の検討.

    第20回海馬と高次脳機能学会  

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    開催年月日: 2011年10月

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 腹側被蓋野ドーパミンニューロンの活動と目標指向行動の動機づけの因果的関係

    研究課題/領域番号:19K03381  2019年4月 - 2022年3月

    基盤研究(C)

    井口 善生

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    VTAのDAニューロンの活動と目標指向行動の動機づけの間の因果的関係を,異なる事態との間で相互に比較・翻訳可能な程度に明瞭に描出することは,動機づけ過程に異常を来す精神疾患の病態解明やその治療法開発に繋がる重要な課題である。本研究は,ラットのオペラント条件づけに行動経済学的な視点を導入し,動機づけに関わる内在変数の推定を可能にする新たな強化スケジュールを確立する。また,最新の遺伝子改変技術を基盤として,VTA DAニューロンの活動を,一過的かつ両方向性に制御するためのツールを開発し,その最適化を図る。そして,DAニューロンの活動操作が動機づけ関連変数に与える影響を体系的に検討する。

  • 意思決定スタイルの個性創発と適応破たんとしての精神疾患発症脆弱性の統合的理解

    研究課題/領域番号:17H05955  2017年4月 - 2019年3月

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    井口 善生

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    配分額:5200000円 ( 直接経費:4000000円 、 間接経費:1200000円 )

    ヒトや動物の意思決定には,結果の予測や評価に基づいて行動表出を調整する目標指向モードと,結果の予測・評価をスキップし自動的に行動を表出する習慣モードの2つの制御モードがある。通常は学習段階に応じたモード間のバランスが取られているが,ストレス等の精神疾患リスクファクターへの暴露は恒常的な習慣モード優位状態をつくりだし,その結果,生活体は不適応に陥ると考えられる。その一方で,シビアなストレスを経験したからといってすべての人が精神疾患を発症するわけではなく,ストレス脆弱個体と弾力性(レジリエンス)を備えた個体が混在している,という事実を鑑みると,意思決定においても“個性”が存在し,これがストレス反応性の個体差と関係している,という仮説が立てられる。研究代表者は,意思決定の素過程であるオペラント条件づけを多数の非近交系ラットに訓練したとき,目標指向モード優位な個体群と習慣モード優位な個体群が同定されること,さらに,後者において,ストレス負荷(グラム陰性菌の細胞壁外膜由来の催炎症物質であるリポ多糖の全身投与)に対する脆弱性がより高いことを報告し,作業仮説を実証した。
    その一方で,オペラント条件づけを経験した動物は,経験しなかった動物に比べるとより高いレジリエンスを示し,ストレス負荷時に,体重低下や強制水泳試験における無動時間の誘導が減弱していた。この発見は,電撃のような嫌悪刺激を受動的に受け続けた動物が,将来のストレスコーピングへの動機づけに障害を来す,という“学習性絶望”の研究にも通じる。しかし,自らの能動的な行為とそのポジティブな結果(報酬)の間の随伴性を経験することでレジリエンスが亢進する,という現象は,研究代表者が知る限り,これまで報告されたことはない。今後の研究成果は予防医学・公衆衛生学的な意義をもち,これまで困難であった精神疾患の発症予防に繋がると期待される。

  • 意思決定のモードシフトの神経基盤とその障害機序の解明

    研究課題/領域番号:16K04429  2016年4月 - 2019年3月

    基盤研究(C)

    井口 善生

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

  • 側坐核機能の個体差による大うつ病発症脆弱性および 治療薬反応性の予測

    2013年4月 - 2015年3月

    井口善生

  • 側坐核機能と意思決定の障害―ドパミントーン操作動物を用いた実験的検討―

    2011年4月 - 2013年3月

    井口善生

  • 大うつ病における側坐核シナプス外GABAA受容体の役割-ラットの慢性ストレスパラダイムを用いた基礎的検討-

    2011年4月 - 2012年3月

    井口善生

  • 条件づけが訓練された文脈に対する動物の認知と行動に関する研究

    2007年10月 - 2009年3月

    井口善生

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    ラットを被験体とし, Y迷路の一方の目標箱(文脈)において食物を強化結果として用いた道具的学習を訓練し, もう一方の目標箱で同じ強化結果を用いたパブロフ型条件づけを訓練した後に, これらの文脈に対する被験体の選好をしらべた。道具的訓練が弁別オペラントであった場合, 訓練初期に道具的学習文脈に対する選好(コントラフリーローディング)がみとめられた。道具的訓練がフリー・オペラントであった場合にはコントラフリーローディングは起こらなかった。これらの知見のメカニズムと飼育動物の行動的福祉について議論をおこなった。

  • 空間手がかりを用いたサカナの因果的推論の研究―阻止と回顧的再評価に注目して―

    2007年

    井口善生

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