所属
保健科学部 理学療法学科 講師
職名
講師
ナカノワタリ タツヤ
中野渡 達哉
NAKANOWATARI Tatsuya
学位
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博士（障害科学） （ 2014年3月 東北大学 ）
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修士（障害科学） （ 2011年3月 東北大学 ）
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学士（理学療法学） （ 2004年3月 山形県立保健医療大学 ）
研究キーワード
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股関節
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理学療法
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下肢荷重
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人工股関節置換術
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脚長差
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超音波エラストグラフィ
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運動器理学療法
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運動器疾患
研究分野
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ライフサイエンス / リハビリテーション科学 / リハビリテーション科学関連
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ライフサイエンス / 整形外科学 / 整形外科学
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ライフサイエンス / 整形外科学 / 理学療法
-
ライフサイエンス / リハビリテーション科学 / 理学療法
学歴
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東北大学 医学系研究科 障害科学
- 2014年3月
国名： 日本国
-
東北大学 医学系研究科 障害科学
- 2011年3月
国名： 日本国
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山形県立保健医療大学 保健医療学部 理学療法学科
- 2004年3月
国名： 日本国
経歴
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福島県立医科大学保健科学部理学療法学科 講師
2022年4月 - 現在
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山形県立保健医療大学 保健医療学部理学療法学科 講師 保健医療学部理学療法学科 講師
2018年4月 - 2022年3月
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山形県立保健医療大学 保健医療学部理学療法学科 助教
2013年4月 - 2018年3月
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福島県立医科大学 保健科学部 理学療法学科 講師
2022年4月 - 現在
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山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科 博士前期課程 講師 研究指導教員
2018年7月 - 2022年3月
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福島県立医科大学 保健科学部 理学療法学科 講師
2022年4月 - 現在
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コロラド大学 理学療法プログラム 客員教員
2018年8月 - 2018年12月
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東北大学大学院医学系研究科 非常勤講師
2014年4月 - 2023年3月
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東北保健医療専門学校 理学療法科 専任教員
2012年3月 - 2013年3月
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医療法人松田会 松田病院 リハビリテーション科 理学療法士
2004年4月 - 2012年2月
所属学協会
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日本理学療法士協会
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日本運動器理学療法学会
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日本リハビリテーション医学会
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日本リハビリテーション医学会
2023年5月 - 現在
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日本運動器理学療法学会
2021年 - 現在
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日本理学療法士協会
2004年 - 現在
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福島県理学療法士会
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日本理学療法士学会
委員歴
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日本理学療法士学会 「理学療法学」「Physical Therapy Research」編集委員会査読委員
2017年6月 - 現在
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日本運動器理学療法学会 機関誌「運動器理学療法学」査読委員
2022年1月 - 現在
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日本運動器理学療法学会 理学療法標準化検討委員会
2022年8月 - 2024年6月
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日本運動器理学療法学会 雑誌「運動器理学療法学」 査読委員
2022年1月 - 現在
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日本理学療法士学会 雑誌「理学療法学」、「Physical Therapy Research」査読委員
2017年6月 - 現在
団体区分：学協会
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日本徒手理学療法学会 徒手理学療法誌編集協力
2022年8月 - 現在
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日本運動器理学療法学会 標準化検討委員
2022年 - 現在
団体区分：学協会
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日本徒手理学療法学会 雑誌「徒手理学療法」査読委員
2022年 - 現在
団体区分：学協会
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日本運動器理学療法学会 選挙管理委員
2022年 - 現在
団体区分：学協会
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日本運動器理学療法学会 第10回日本運動器理学療法学会学術大会準備委員
2020年12月 - 2022年9月
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第10回日本運動器理学療法学会学術大会 準備委員会
2020年 - 現在
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第38回東北理学療法学術大会 準備委員会
2018年 - 2020年
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日本理学療法士協会東北ブロック協議会 雑誌「東北理学療法学」査読委員
2017年11月 - 2022年3月
団体区分：学協会
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山形県理学療法士会 雑誌「山形理学療法学」査読委員
2013年4月 - 2022年3月
団体区分：学協会
取得資格
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専門理学療法士（運動器） 2017年03月
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理学療法士 2004年05月
論文
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Nakanowatari T, Hoshi M, Asao A, Sone T, Kamide N, Sakamoto M, Shiba Y
Sensors (Basel, Switzerland) 24 ( 15 ) 2024年8月
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Nakanowatari T, Hoshi M, Sone T, Kamide N, Sakamoto M, Shiba Y
Gait & posture 107 312 - 316 2024年1月（ ISSN:0966-6362 ）
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Nakanowatari T., Ishiya S., Sato S., Kanzaki H.
Biomedical Human Kinetics 16 ( 1 ) 231 - 237 2024年1月
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インソール型荷重モニタリングデバイスを⽤いた フィードバックが部分荷重の学習に与える効果
佐藤秀夏, 中野渡達哉, 石屋俊輔, 神先秀人
運動器理学療法学 2 32 - 40 2022年12月
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Tatsuya Nakanowatari, Riho Sasaki, Yukino Nakane, Tomofumi Yamaguchi, Tokiko Nagase, Hideto Kanzaki, Yoshiro Kiyoshige
Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation 35 ( 3 ) 541 - 546 2022年5月（ ISSN:1053-8127 ）
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Rehabilitation Outcomes under Precaution-Free Management for Dislocation after Bipolar Hemiarthroplasty with a Conjoined Tendon Preserving Posterior Approach: A Retrospective Case-Control Study
Nakanowatari T, Imagawa H, Seino D, Kawata T, Okuyama T, Takano Y, Nakagawa K, Noro A, Ito K, Hamada
Journal of Orthopaedics and Physiotherapy 4 ( 1 ) 2021年5月
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【関節の機能解剖学的特性からみた理学療法実践 下肢編】股関節の機能解剖学的特性からみた理学療法実践
中野渡 達哉, 加藤 浩
理学療法 37 ( 3 ) 209 - 225 2020年3月（ ISSN:0910-0059 ）
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インソール型荷重センサを用いた歩行分析による地域在住高齢者のフレイル進行予測の試み ―福島県南相馬市における1年間の縦断的観察研究―
中野渡達哉, 星真行, 曽根稔雅, 浅尾章彦, 上出直人, 坂本美喜, 柴喜崇
第8回日本予防理学療法学会サテライト集会 プログラム集 P41 2024年6月
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大規模災害の被災経験の有無による理学療法専攻学生の災害に関する価値意識の違い
佐藤 亮, 平山 朋子, 中野渡 達哉, 三宮 克彦, 田中 貴広, 坪田 朋子
Japanese Journal of Disaster Medicine 28 ( 3 ) 128 - 130 2023年12月（ ISSN:2189-4035 ）
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【運動連鎖からみた関節障害の理学療法】運動連鎖からみた股関節障害の理学療法
中野渡 達哉, 鈴木 秀基, 佐藤 聡見
理学療法 40 ( 5 ) 416 - 426 2023年5月（ ISSN:0910-0059 ）
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【運動連鎖からみた関節障害の理学療法】運動連鎖からみた股関節障害の理学療法
中野渡達哉, 鈴木秀基, 佐藤聡見
理学療法 40 ( 5 ) 416 - 426 2023年5月
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【理学療法における代償運動の捉え方ー抑制と活用の観点から】股関節疾患患者の理学療法における代償運動の捉え方
中野渡達哉
理学療法 39 ( 8 ) 730 - 739 2022年8月
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Nogami C, Hanada K, Yokoi K, Nakanowatari T, Tasa K, Sakamoto K, Saito Y, Takemura S, Hirayama K
Internal medicine (Tokyo, Japan) 61 ( 4 ) 541 - 546 2022年2月（ ISSN:0918-2918 ）
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Takahashi T, Nagase T, Akatsuka S, Nakanowatari T, Ohtsu H, Yoshida S, Makabe H, Ihashi K, Kanzaki H
The Foot 49 101743 - 101743 2021年12月（ ISSN:0958-2592 ）
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Rehabilitation Outcomes under Precaution-Free Management for Dislocation after Bipolar Hemiarthroplasty with a Conjoined Tendon Preserving Posterior Approach: A Retrospective Case-Control Study
Nakanowatari T, Imagawa H, Seino D, Kawata T, Okuyama T, Takano Y, Nakagawa K, Noro A, Ito K, Hamada
Journal of Orthopaedics and Physiotherapy 4 ( 1 ) 2021年5月
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Analysis of Vertical Micro Acceleration While Standing Reveals Age-Related Changes.
Tadayoshi Minamisawa, Noboru Chiba, Kaori Inoue, Tatsuya Nakanowatari, Eizaburo Suzuki
Geriatrics 5 ( 4 ) 2020年12月
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短外旋筋共同腱温存法導入による術後管理の変化が人工骨頭置換術後患者のリハビリテーションの経過に及ぼす影響 従来法と比較して
清野 大地, 中野渡 達哉, 今川 英俊, 野呂 篤司, 伊東 健太郎, 濱田 壮志
Hip Joint 46 ( 2 ) S190 - S193 2020年8月（ ISSN:0389-3634 ）
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【関節の機能解剖学的特性からみた理学療法実践 下肢編】股関節の機能解剖学的特性からみた理学療法実践
中野渡 達哉, 加藤 浩
理学療法 37 ( 3 ) 209 - 225 2020年3月（ ISSN:0910-0059 ）
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The Effects of Artificial Functional Leg Length Discrepancy on Tensor Fasciae Latae Stiffness: An Ultrasound Shear Wave Elastography Study
Tatsuya Nakanowatari, Riho Sasaki, Tomofumi Yamaguchi, Tokiko Nagase, Hideto Kanzaki, Yoshiro Kiyoshige
WCPT Congress 2019 2019年5月
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大腿骨近位部骨折術後急性期患者における基本動作能力と日常生活活動能力の関連性 Ability for Basic Movement Scale II(ABMS II)を用いて
加藤 直也, 中野渡 達哉, 中川 響子, 奥山 哲平, 坂井 一哉, 大泉 龍太郎
東北理学療法学 ( 30 ) 6 - 12 2018年9月（ ISSN:0915-2180 ）
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Nakanowatari T, Koseki T, Sato T, Kanzaki H, Kiyoshige T
The Foot 36 25 - 29 2018年9月
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回復期リハビリテーション病棟における在院日数の長期化に関連する要因の検討
菊地 雅行, 中野渡 達哉, 渡邉 好孝
東北理学療法学 ( 29 ) 97 - 101 2017年9月（ ISSN:0915-2180 ）
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The Effectiveness of Specific Exercise Approach or Modifiable Heel Lift in the Treatment of Functional Leg Length Discrepancy in Early Post-surgery Inpatients after Total Hip Arthroplasty: A Randomized Controlled Trial with a PROBE design
Nakanowatari Tatsuya, Suzukamo Yoshimi, Izumi Shin-ichi
Physical Therapy Research 19 ( 1 ) 39 - 49 2016年12月
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人工股関節置換術後の機能的脚長差が健康関連QOLに及ぼす影響 パス解析を用いた障害構造モデルの検討
中野渡 達哉, 鈴鴨 よしみ, 神先 秀人, 沖井 明, 菅 俊光, 出江 紳一
理学療法学 43 ( 1 ) 30 - 37 2016年2月（ ISSN:0289-3770 ）
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下肢人工関節置換術術後の転倒関連自己効力感は術後のQOLに関連する
沖井 明, 鈴鴨 よしみ, 中野渡 達哉, 菅 俊光
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 52 ( 1 ) 55 - 62 2015年1月（ ISSN:1881-3526 ）
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人工股関節全置換術後早期における実用的歩行機能に関連する身体機能的因子について 股関節可動域と疼痛に着目して
横山 寛子, 中野渡 達哉, 阿部 綾香, 高橋 宏彰, 永峯 悠, 齊藤 聡久, 鴫原 竜司, 佐藤 友梨花, 矢作 拓也, 鎌田 宏之, 渡邉 好孝
東北理学療法学 ( 26 ) 118 - 123 2014年3月（ ISSN:0915-2180 ）
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Tatsuya Nakanowatari, Yoshimi Suzukamo, Toshimitsu Suga, Akira Okii, Genji Fujii, Shin-Ichi Izumi
JOURNAL OF GERIATRIC PHYSICAL THERAPY 36 ( 4 ) 169 - 174 2013年10月（ ISSN:1539-8412 ）
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人工股関節置換術後の自覚的脚長差とQOLおよび他覚的脚長差との関連性
中野渡達哉, 中野渡達哉, 鈴鴨よしみ, 菅俊光, 沖井明, 藤井玄二, 出江紳一
日本人工関節学会学会誌 42nd 57 - 58 2012年（ ISSN:1345-7608 ）
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片側人工股関節全置換術後患者における非対称性下肢荷重と荷重移動の関連性 術側と非術側の荷重率差の観点から
中野渡 達哉, 大浦 徹男, 小野 秀俊, 藤井 玄二
東北理学療法学 ( 21 ) 7 - 12 2009年3月（ ISSN:0915-2180 ）
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脚長差が生じた人工股関節全置換術後患者における下肢荷重バランスについて 補高前後の下肢荷重バランスの検討
大浦 徹男, 中野渡 達哉, 小野 秀俊, 藤井 玄二
東北理学療法学 ( 20 ) 56 - 60 2008年3月（ ISSN:0915-2180 ）
書籍等出版物
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図解理学療法技術ガイド第5版
市橋則明（ 範囲: 人工股関節全置換術）
文光堂 2024年10月
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人工股関節全置換術の理学療法
対馬 栄輝（ 範囲: ADL・生活関連動作の評価）
文光堂 2020年10月
研究発表等（講演・口頭発表等）
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人工股関節全置換術後の歩行における足底荷重の下肢間の違いと股関節機能との関連性
第12回日本運動器理学療法学会学術大会 2024年9月
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インソール型荷重センサを用いた歩行分析による地域在住高齢者のフレイル進行予測の試み ―福島県南相馬市における1年間の縦断的観察研究―
第8回日本予防理学療法学会サテライト集会 in Fukushima 2024年6月
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人工股関節全置換術前後におけるインソール型荷重センサを用いた歩行分析の実施可能性の検討
第11回日本運動器理学療法学会学術大会 2023年10月
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地域在住高齢者におけるインソール型センサを用いた歩行中の下肢荷重非対称性と転倒歴との関連
第60回日本リハビリテーション医学会学術集会
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変形性股関節症患者の歩行速度に対する腹横筋の影響
第11回日本運動器理学療法学会学術大会
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人工股関節再置換後の大転子剥離骨折に対し 骨接合術を施行した患者における荷重センサを用いた部分荷重評価
第22回福島県理学療法士会学術集会
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生体電気インピーダンス法による位相角と運動器慢性痛との関連について
第27回日本ペインリハビリテーション学会学術大会
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インソール型荷重システムを用いたフィードバックによる部分荷重の学習効果
第21回福島県理学療法学術大会
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人工股関節全置換術後の脚長差からみた臨床研究の世界
第10回日本運動器理学療法学会学術大会
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Rehabilitation outcomes under precaution-free management for dislocation in early post-surgery inpatients after bipolar hemiarthroplasty with the conjoined tendon-preserving posterior approach: A retrospective, case-control study.
第9回日本運動器理学療法学会学術大会
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The Effects of Artificial Functional Leg Length Discrepancy on Tensor Fasciae Latae Stiffness: An Ultrasound Shear Wave Elastography Study
WCPT Congress 2019
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短外旋筋共同腱温存人工骨頭置換術における日常生活動作と歩行能力＜従来法との比較＞
第46回日本股関節学会学術集会
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大腿骨頚部骨折に対する短外旋筋共同腱温存人工骨頭置換術が基本動作に及ぼす影響
第46回日本股関節学会学術集会
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超音波診断装置を用いた膝関節裂隙距離の測定 足底板挿入時の下肢アライメント変化の観点から
第30回日本整形外科超音波学会学術集会
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足趾屈曲運動と足底方形筋の収縮動態との関連性 超音波エラストグラフィを用いた検討
第30回日本整形外科超音波学会学術集会
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The activity of quadratus plantae in toe flexion movements using ultrasound real-time tissue elastography
2cd WCSPT 2017
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やまがた健康づくりステーション事業による3ヵ月間の主観的健康観と運動を継続する自信度の変化
第43回山形県公衆衛生学会
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運動機能からみた広域集客型商業施設におけるやまがた健康づくりステーション事業の効果
第43回山形県公衆衛生学会
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3ヵ月間のやまがた健康づくりステーション事業による体組成および血清脂質の変化
第43回山形県公衆衛生学会
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大腿骨近位部骨折術後急性期患者における基本動作能力と日常生活作能力の関連性ーAbility of Basic Movement Scale Ⅱ（ABMSⅡ）を用いてー
第35回東北理学療法学術大会
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人工股関節置換術後の転倒関連自己効力感と主観的脚長差が影響を及ぼすのはどの機能的アウトカムか?
第53回日本リハビリテーション医学会学術集会
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身体活動による股関節への負荷
第43回日本股関節学会学術集会
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Specific exercises and heel lift improve functional leg length discrepancy after total hip arthroplasty: randomized controlled trial
WCPT Congress 2015
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回復期リハビリテーション病棟における在院日数の長期化に関連する要因の検討
第33回東北理学療法学術大会
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The Psychological Influence of the East Japan Earthquake on Patients with Total Hip Arthroplasty
2015 APA Annual Convention
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下肢人工関節置換患者において療法士に対しておこなった転倒関連自己効力感に関する教育の効果について
第51回日本リハビリテーション医学会学術集会
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転倒関連自己効力感は人工股関節置換術(THA)のMinimally Important Difference(MID)に関連する
第51回日本リハビリテーション医学会学術集会
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人工股関節置換術後の脚長差が健康関連QOLに及ぼす影響 -パス解析による障害構造モデルの検討-
第32回東北理学療法学術大会
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The influence of social interaction to life space in the patients after total hip arthroplasty
AOCPRM 2014
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人工股関節全置換術後の機能的脚長差に対する運動療法または補高装具の効果 -無作為化比較試験-
第49回日本理学療法学術大会
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人工股関節置換術後の機能的脚長差を計測するためのBlock testの妥当性の検討ーテープメジャーとX線学的指標との関連性ー
第18回宮城県理学療法学術大会
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簡易身体機能検査項目の検討ー介護予防通所リハビリテーション要支援者の変化についてー
第18回宮城県理学療法学術大会
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療法士への認知行動療法的教育が人工関節置換術患者の経過に与えた影響(第2報) 施設間での比較
第50回日本リハビリテーション医学会学術集会
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療法士への認知行動療法の教育が人工関節置換術術後患者の経過に与えた影響(第1報) 自己効力感の拡大
第50回日本リハビリテーション医学会学術集会
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人工股関節置換術後早期における機能的移動能力に関連する身体機能的因子についてー股関節可動域と疼痛に着目してー
第31回東北理学療法学術大会
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人工股関節置換術後の自覚的脚長差とQOLおよび他覚的脚長差との関連性．パネルディスカッション6「THAとADL」
第42回日本人工関節学会
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転倒関連自己効力感は初回片側人工股関節置換患者の術後の活動範囲やQOLに影響する
第42回日本人工関節学会
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人工股関節置換術後の機能的脚長差と自覚的脚長差およびQOLとの関連性
第47回日本理学療法学術大会
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人工股関節置換術後に残存する自覚的脚長差の予測時期ー時間的変化からの検討ー
第16回宮城県理学療法学術大会
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人工股関節置換術後の脚長差の種類が歩行能力とQuality of lifeに及ぼす影響
第48回日本リハビリテーション医学会学術集会
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転倒関連自己効力感は下肢人工関節置換患者の術後の行動範囲やQOLに影響する
第48回日本リハビリテーション医学会学術集会
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人工股関節全置換術後の脚長差がアウトカムに及ぼす影響 退院1ヵ月後の歩行・バランス能力
第46回日本理学療法学術大会
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人工股関節全置換術後の主観的脚長差と客観的脚長差の関連性
第15回宮城県理学療法学術会
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THA後退院時における機能的脚長差と移動能力の関連性
第28回東北理学療法学術大会
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視覚的垂直認知の傾斜がみられた脳梗塞後の一例
第28回東北理学療法学術大会
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人工股関節全置換術前のアライメントと術後2週アウトカムとの関連性ーX線学的評価に着目してー
第27回東北理学療法学術大会
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人工股関節置換術後患者の側方荷重移動における下肢荷重検査と姿勢解析-健常女性との比較-.
第43回日本理学療法学術大会
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人工股関節全置換術後患者における下肢荷重差の検討ー一側下肢への荷重移動時の荷重差との関連性ー
第26回東北理学療法学術大会
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腰椎手術後の予後調査ー臥床期間との関連性に着目してー
第13回宮城県理学療法学会
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介護老人保健施設入所者における移動手段が認知機能に及ぼす影響ーADLにて歩行実施群と非実施群との比較ー
第26回東北理学療法学術大
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脚長差が生じた人工股関節全置換術後患者における下肢荷重バランスについてー補高前後の下肢荷重バランスの検討ー
第25回東北理学療法士学会
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誤嚥性肺炎患者の移動能力と栄養摂取形態との関連性
第12回宮城県理学療法士学会
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総合型地域スポーツクラブにおける介護予防事業の展開の可能性を探る
第33回日本理学療法学術大会
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股関節疾患患者における下肢荷重検査患健差と年齢差との関係ー
第33回日本股関節学会学術集会
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運動器疾患を持つ通所リハビリテーション利用者に対する筋力トレーニングの効果ー10ヶ月継続後の骨格筋量と動作性ー
第10回宮城県理学療法士学会
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高齢者筋力トレーニングの効果―動作性の改善と骨格筋量の関係―
東日本整形災害外科学会
受賞
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優秀賞
受賞年月：2017年5月
共同研究・競争的資金等の研究
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リアルタイム・荷重フィードバックが下肢人工関節置換後の歩行能力に及ぼす効果の検証
研究課題/領域番号：20K19381 2020年4月 - 現在
若手研究
中野渡 達哉
配分額：4160000円 （ 直接経費：3200000円 、 間接経費：960000円 ）
本研究では、人工股関節置換術・人工膝関節置換術後に生じる術側下肢の荷重量減少に着目し、インソール型足底荷重モニタリングデバイスを用いた歩行能力の評価および歩行に対するリハビリテーションの提案を目指している。そこで本研究では「下肢荷重の非対称性が歩行能力に及ぼす影響」と「リアルタイム・荷重フィードバックを用いたリハビリテーションの効果」を明らかにすることを研究目的としている。
今年度は患者を対象とする研究開始に向けて、昨年度に検証したインソール型荷重モニタリングデバイスによる①計測パラメータと②介入プロトコルを使用し、健常者を対象とする基礎研究を実施した。①計測パラメータについては、接地時間は足部三領域において歩行速度の上昇に伴い有意な減少を認め、ピーク荷重値は足部二領域（後足部と前足部）において歩行速度の上昇に伴い有意な増加を認めた。一方で、ピーク荷重値の中足部領域のみ、歩行速度に伴う変化を認めなかった。これらの結果から、歩行中の足部接地時間は速度の影響を受け、後足部と前足部の荷重量は速度の影響を受けることを明らかとした。
②介入プロトコルについては、目標荷重量の学習課題において、インソールから得られる荷重情報をタブレット端末から視覚的フィードバックすることで、従来の体重計を使用する方法よりも、練習後のピーク荷重値は有意に減少し、目標値に近似する荷重量を示した。これらの結果から、ンソール型足底荷重モニタリングデバイスを用いた荷重フィードバックは、荷重の学習に有効である可能性を示し、患者への応用に向けて、適切なフィードバックの方法であることを明らかとした。 -
超音波エラストグラフィを用いた人工股関節後の機能的脚長差の発生・治療機序の解明
研究課題/領域番号：18K17755 2018年4月 - 2020年3月
若手研究
中野渡 達哉
担当区分：研究代表者 資金種別：競争的資金
配分額：1560000円 （ 直接経費：1200000円 、 間接経費：360000円 ）
今年度は、人工股関節置換術後患者を対象とする前の基礎研究として、当初の研究仮説である「人工股関節置換術後の機能的脚長差発生には、股関節外転筋の硬さが関連する」と「装具の使用が股関節外転筋の硬さを改善する」について、健常成人を対象に予備的な検証を実施した。
男性12名、女性10名を対象とし、正常立位、股関節装具により模擬的機能的脚長差を設定した立位、模擬的機能的脚長差を補高装具で補正した立位の3条件下にて、大腿筋膜張筋および大腿筋膜のスティフネスを超音波エラストグラフィを用い計測した。計測時には下肢荷重計を用い下肢荷重量が3条件間で一定であることを確認しながら実施した。
結果として、模擬的機能的脚長差の条件において大腿筋膜張筋と大腿筋膜のスティフネスは正常立位に比べ有意に減少した。さらに、補高装具の補正下でそのスティフネスは正常立位と同等に戻ることが示された。前者の結果は研究仮説1つ目の「人工股関節置換術後の機能的脚長差発生には、股関節外転筋の硬さが関連する」を支持し、後者の結果は研究仮説2つ目の「装具の使用が股関節外転筋の硬さを改善する」を支持するものと考えられる。
本研究結果を、World Confederation for Physical Therapy Congress 2019へ演題として登録し採択されたため、2019年5月に発表する予定となっている。したがって今年度の補助金は、主に解析用のパソコンや実験用の消耗品の購入と学会登録費に当てられた。 -
下肢人工関節置換術後リハビリテーションにおける認知行動療法的アプローチの有効性
2009年 - 2011年
菅俊光、鈴鴨よしみ