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【国際交流】 マウントサイナイ医科大学との交流と共同研究について
2016.07.14
本学は、2014年よりアメリカのマウントサイナイ医科大学と協定を結び、医学部生の交流を行っています。今年度も6月20日より6週間、3名の学生が来学し、本学学生と共に放射線災害医療に関する調査、研究を行っています。
具体的には、現在、2つの調査「福島県立医科大学医学部と看護学部学生、あるいは医療従事者のレジリエンスに対するマインドフルネスに基づく訓練の影響についての調査」と「福島県立医科大学看護学部生を対象とする3.11東日本大震災の経験とそれに対する反応、および日本語版外傷後成長尺度(PTGI-J)の調査」が進行中です。
マウントサイナイ医科大学はニューヨーク市にあり、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロや2012年10月にはハリケーン・サンディによる多大な被害を経験しており、大規模災害に対する医療対応の研究に積極的に取り組んでいる大学です。よって東日本大震災に対する本学や本学学生の対応についても大きな関心を持っており、本学学生と連携した調査を通して災害救護活動や被災者の精神的・心理的な健康の改善策について研究を深めています。
海外の大学との学生交流は多くの大学で実施されていますが、両大学の学生が参画して共同で調査、研究に取り組み、医学論文として交流実績を残す取り組みは全国的にも珍しい事です。協定を締結した2014年度の研究は既に論文として発表(※1)され、本学学生も共著者として名を連ねており、他大学にはない大きな成果となっています。
このような取組みを積極的に推進するため、今年4月には国際交流室が発足し、サポートをしています。
(※1)Anderson D, Prioleau P, Taku K, Naruse Y, Sekine H, Maeda M, Yabe H, Katz C, and Yanagisawa R.
Post‐traumatic stress and growth among medical student volunteers after the March 2011 disaster in Fukushima, Japan: Implications for student involvement with future disasters. Psychiatr Q, 87:241‐251, 2016.
■広報コミュニケーション室 024-547-1016