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本学及び株式会社エフコムと会津大学において共同研究契約を締結しました。
2013.10.16
「生活習慣病関連情報基盤と高血圧治療支援システムの開発」に係る共同研究契約を締結
〜研究開発と同時に社会還元を目指した地域密着型プロジェクト〜
本学は、株式会社エフコムと公立大学法人会津大学との三者により、10月15日、共同研究契約を締結しました。
民間の有する高度なICT開発力とコンピュータ専門大学の先端的技術シーズを結集し、生活習慣病の自己管理と高血圧症の診療支援に役立つシステムの産学共同開発を加速させることが研究の目的です。
本課題は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「研究成果最適展開支援プログラム・ハイリスク挑戦タイプ(復興促進型)」に採択されました。
本学では本研究の開始に先立ち、会津美里町において実施中の「あいづじげん健康ポイント倶楽部(福島県地域づくり総合支援事業)」をサポートしています。
家庭血圧の測定と自己の健康管理に対してインセンティブを与えることで健康寿命の延長と地域経済の活性化を同時に狙う本事業においては、個人から預け入れられた多彩な医療情報をどのようにフィードバックするかが目標達成への鍵となります。
今回JSTの支援を受け、医療者だけでなく一般市民にも親しみやすい知識伝達技術の確立を目指します。
他方、家庭や職域における自己血圧測定によるデータ収集は「(公財)立石科学技術振興財団」の助成により研究が進められており、それぞれ別のテーマから生まれた成果が、本契約による共同研究を持って有機的な連携・融合を果たす計画です。
一日も早い復興目標の達成に向け、研究開発成果をリアルタイムに社会還元していく、地域密着型の新しいプロジェクトです。
〔写真左より、会津大学 伊藤泰夫理事、本学理事 梅津茂己、株式会社エフコム 瓜生利典専務取締役
写真下: 契約書交付後、瓜生専務取締役(右)によるご挨拶〕
(関連サイト)
株式会社エフコム http://www.f-com.co.jp/
会津大学 http://www.u-aizu.ac.jp/
■研究推進課 研究支援担当 電話024-547-1825