雑 報
■倫理委員会
平成16年1月8日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
256 超音波肝疾患定量診断システムの開発
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
257 逆流性食道炎患者に対するH2ブロッカー製剤及びプロトンポンプ阻害剤の有効性・安全性ならびに経済性に関する研究
(申請者:内科学第二講座 教授 佐藤由紀夫)
258 Bifidobacterium lactis FK−120,Lactobacillus acidophilus FK−205,Streptococcus thermophilus FK−303,Streptococcus thermophilus FK−320含有ヨーグルトの摂取によるHelicobacterpvlori陽性者の胃内H.pyrloi菌数の抑制効果の検討
(申請者:内科学第二講座 教授 佐藤由紀夫)
259 上部消化管内視鏡検査施行時の前投薬による呼吸循環動態への影響についての研究
(申請者:内科学第二講座 教授 佐藤由紀夫)
260 切除不能膵癌における超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS・FNA)を用いた抗癌剤感受性試験および癌関連遺伝子の検出
(申請者:内科学第二講座 教授 佐藤由紀夫)
261 疥癬集団発生に関する多施設での疫学研究
(申請者:公衆衛生学講座 教授 安村誠司)
262 精神病院における疥癬発生状況の縦断調査
(申請者:公衆衛生学講座 教授 安村誠司)
264 肝細胞癌に対する生体部分肝移植の臨床応用
(申請者:外科学第一講座 教授 後藤満一)
平成16年2月6日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
267 拡張期心不全の治療法確立のための大規模臨床試験 Japanese Diastolic Heart Failure Study
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
268 健常成人におけるお血漢方方剤の血小板凝集に対する影響
(申請者:薬理学講座 教授 木村純子)
269 骨髄不全症候群におけるTCR−Vβファミリーレベル細胞障害性T細胞(CTL)の造血幹細胞の増殖能への影響の検討
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
270 慢性心不全におけるβ遮断薬による治療法確立のための大規模臨床試験
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
平成16年3月18日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
264 骨粗鬆症患者の腰背部痛に対するアレンドロネートの有用性の検討
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
265 腰椎変性すべり症に対する手術療法−RCTによる検討
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
266 慢性腰痛に対する塩酸パロキセチン(パキシル錠)の有用性の検討
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
271 超音波内視鏡と内視鏡的膵管造影を利用した膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMT)の診断
(申請者:内科学第二講座 教授 佐藤由紀夫)
272 強迫スペクトラム障害と骨吸収マーカーの変動について
(申請者:総合科学部門 教授 志賀令明)
273 慢性心不全の増悪のため入院治療を要する患者を対象とした調査研究
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
274 制癌剤誘起性嘔吐と尿中セロトニン代謝物との関連
(申請者:薬理学講座 教授 木村純子)
275 CGS20267 2.5r用量 後期第U相試験
(申請者:外科学第二講座 教授 竹之下誠一)
277 局所進行非小細胞肺癌に対するパクリタキセル+カルボプラチン+放射線併用療法の第T相臨床試験
(申請者:放射線科 教授 宍戸文男)
平成16年4月9日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
279 腰部脊柱管狭窄の診断基準の開発
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
280 高脂血症患者における微少循環障害に対するスタチンの効果
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
281 Lambert-Eaton筋無力症候群に対する3,4-diaminopyridine(3,4-DAP)の臨床試験
(申請者:呼吸器科 教授 棟方 充)
284 脳血管障害後のうつ状態を呈する患者の実態把握と援助方法に関する研究
(申請者:精神看護学領域 講師 大川貴子)
286 旧制度下で採取されたサンプルを用いたゲノム研究
(申請者:生体物質研究部門 教授 本間 好)
287 血液中の遊離DNAに関する研究
(申請者:生体物質研究部門 教授 本間 好)
288 健常人のゲノムメチル化パターンに関する研究
(申請者:生体物質研究部門 教授 本間 好)
289 がん化学療法患者の精神神経免疫系に及ぼすリラクセーション技法の影響
(申請者:成人看護学領域 教授 荒川唱子)
290 成熟NK細胞リンパ腫/白血病における末梢血中EBウイルスDNA量の臨床的意義に関する研究
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
291 東北地方における血友病インヒビターの調査研究
(申請者:内科学第一講座 教授 丸山幸夫)
292 多発肝転移を伴う悪性膵内分泌腫瘍に対するZanozar(STZ:Streptozocin)の臨床使用
(申請者:外科学第二講座 教授 竹之下誠一)
平成16年5月13日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
276 CGS20267代謝酵素の遺伝子多型の確認試験(CGS20267高用量投与試験参加者用)
(申請者:外科学第二講座 教授 竹之下誠一)
293 血小板または白血球沈層などを用いた創傷治癒改善に関する研究
(申請者:耳鼻咽喉科学講座 教授 大森孝一)
295 地域住民における腰痛・下肢痛に関する疫学的検討
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
296 固形癌症例における核酸代謝酵素mRNA発現に関する母集団調査
(申請者:外科学第一講座 教授 後藤満一)
297 局所進行胃癌に対するNeoadjuvant Chemotherapy TS−1,CDDPによる他施設共同臨床試験
(申請者:外科学第一講座 教授 後藤満一)
300 原発性肝細胞癌に対するOK−432併用術前免疫塞栓療法の無作為化比較試験
(申請者:外科学第一講座 教授 後藤満一)
301 進行・再発胃癌患者を対象としたTS−1とTaxotereの併用化学療法の検討
(申請者:外科学第一講座 教授 後藤満一)
平成16年6月4日の委員会で承認又は条件付承認とされたもの(新規申請のみ)
298 膝前十字靱帯再建術後超早期にみられる移植腱骨孔内治癒過程および採取部腱再生過程−MRIを用いた検討−
(申請者:整形外科学講座 教授 菊地臣一)
303 口腔機能不全と唾液中NGF測定に関する研究
(申請者:歯科口腔外科 助教授 川嵜建治)
304 積極的治療を受けているがん患者の心身の緊張状態−健常者との比較−
(申請者:成人看護学領域 教授 荒川唱子)
305 自己否定的感情を表出するがん患者への新人看護師の感情と対応
(申請者:応用看護学部門 教授 真壁玲子)
306 家族介護者が受けとめた訪問看護と家族支援のあり方の検討
(申請者:精神看護学領域 教授 中山洋子)
307 精神疾患に身体疾患を合併した患者をケアする一般科看護師の直面する困難と必要とするサポート
(申請者:精神看護学領域 教授 中山洋子)
308 精神科病棟における暴力の危険性の察知と看護師の臨床判断
(申請者:精神看護学領域 教授 中山洋子)
310 アルツハイマー病発症機構解明のためのゲノム解析およびエピジュネティック解析
(申請者:神経精神医学講座 教授 丹羽真一)
311 進行非小細胞肺癌に対するweekly P aclitaxel+C arboplatin併用の第U相試験
(申請者:呼吸器科 教授 棟方 充)
■学生の部活動報告
アーチェリー部
部長 小 泉 秀 美
アーチェリー部は近年部員数増加の傾向にあり、現在31名、現役プレーヤーは21名になりました。部員が増えるにつれ、大学の射場では的が3つしかなく全員でうつには困難な状態になってしまいました。しかし全医大に向け、週三回の練習はもちろん個人練習を積むなどそれぞれが自己ベストをあげようと日々頑張っています。それも、個人個人が昨年の大会の成績を振り返り、今年の大会ではより高い点数を目指そうという目標ができているためだと思います。特に今年の大会が最後になる私たちの学年は、悔いの残らない大会にしようと頑張っています。私自身部長として、今までにないほど活気に満ち溢れたアーチェリー部になっていると感じています。しかし部活内の雰囲気は女子が多いということもあり、和やかで、仲が良く、いつも笑いの絶えない明るい部です。
そんなアーチェリー部ですが、昨年は梅雨が長引き練習がなかなか行えないという厳しい状況に立たされながらも、昨年の全医大の結果では女子団体で2位、個人・シングル部門でも優勝者と入賞者、グリーン部門で優勝者と多くの入賞者を出し輝かしい成績を収めました。この結果は私たちが全医大に参加してから初めての快挙ではないかと考えています。そして、昨年の全医大では主幹を務めることとなり、何もかも初めての経験の中、戸惑うこともありましたが、部員が一丸となり、無事成功させることができました。またこの大会の成功には、6年生をはじめとする多くの先輩方の協力が大きかったと思います。お忙しい中手伝っていただき、本当に感謝しています。大会の会場、宿泊施設の手配などの準備と大会に向けての練習、当日も仕事をしながら大会に参加するなど、大会の主催者と、選手という役割の両立は大変でしたが、大会の結果からもわかるように、うまく両立できていたと思います。
またそのときお世話になった、福島県アーチェリー協会の方々とも交流を深めることができ、普段の練習での指導や弓具の整備など、私たちが至らない部分でも援助していただき、これからますます発展していけるような気がしています。そして協会の方々を通じ、今まで交流のなかった福島県内の他大学、日本大学さんと奥羽大学さんとの交流ができ、先日第1回の福島県学生アーチェリー選手権大会を開催しました。日本大学さんと奥羽大学さんは男子の部員の方々が大半で、会場の設営や公開練習など、普段の私たちの練習の雰囲気とはまた違った感じで、新鮮でした。8月にも合同練習の予定があり、これからますます交流を深め、技術を高めあっていきたいと思います。
今後も昨年の経験でより強くなったチームワークを生かし、全医大での団体優勝を目指し、練習に励んでいきたいと考えています。
最後になりましたが、いつも温かく見守ってくださっている顧問の山本教授、OB・OGの方々に御礼申し上げます。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
軽音学部
部長 金 子 裕 明
軽音楽部では今年は5月末の段階で医学部10名、看護学部3名の計13名の新入生が入部し、部員数は総勢42人となりました。新入生の中にはバンド経験者若しくは何らかの楽器の経験者もいますが、楽器を触ったことのない者が大半です。しかし彼らに共通するのは音楽を聴いたり、演奏を見たりすることが好きであるということです。そんな新入生を軽音部に迎え入れることができたことを部員一同うれしく思い、また励みとしています。
軽音学部では仲の良いもの同士、あるいは同じジャンルの音楽が好きなもの同士などで学年に関係なく集まってバンドを組み、普段はバンド単位で活動しております。ジャンルもさまざまで、POPSやROCK、PUNKはもちろんのこと、JAZZなどを演奏するバンドもありました。こんなにバラバラで部としての意味があるのか、と疑問に思うかもしれませんが結論から申し上げるとそんなことはありません。毎年夏と冬の2回行われている定期演奏会と学園祭では軽音楽部としてライブを行っていますが、そのまとまりなくしては成功は有り得ず、実際大変なまとまりをみせ成功を収めてきました。また他の部活動と兼部している者が大半を占めるため、バンド単位で時間の折り合いをつけ練習でき、他のバンドと切磋琢磨しながら個人の技術向上はもちろんのことバンドとしてのまとまりがより顕著なものとなるなどの利点があります。さらにバンドとしての活動は定期演奏会や学園祭にとどまらず、ライブハウスで学外のバンドと共にライブを行ったり、他大学の軽音楽部やサークルとライブを合同で行い、定期演奏会などとはまた異なる環境の中で音楽に触れ、楽しんでいます。今年はより一層そういった学外での活動や交流にも力をいれていきたいと考えています。
他の運動部のように大会などがあるわけではないため、定期演奏会で演奏することが1つの大きな目標となります。何度経験しても人前で演奏することは緊張しますし、大変なことです。どんなに練習してもわざわざ足を運んでみに来てくれた人を前にすると手に汗をかき、鼓動が速くなるのを感じます。ステージに立つと非常に熱く感じるのは必ずしも照明のためだけではないはずです。その中で普段練習してきたことを出し尽くし、来てくださった人に楽しんでいただくのと同時に自分達も音楽を演奏する楽しみを感じられればライブは成功したと言えるでしょう。
今年は軽音学部としてより一層まとまって活動ができるよう、各自が軽音楽部に所属しているという意識を確固たるものにしてもらいたいと思い、今年度のテーマを「軽音楽部全体で」としました。部長が頂点にいて下級生が底辺にいるようなピラミッド型の部ではなく、全員で1つの部を作りあげていき運営していきたいと考えた結果、今年はこのテーマのもと部員一同頑張りたいと考えています。
最後になりましたが、この場をお借りしていつもお世話になっております顧問の棟方教授をはじめ、OB、OGの先生方に御礼申し上げたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。