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保健医療交流事業 (講演会) レポート

がんを正しく学ぶ〜胃がん・大腸癌の最新情報

三春町・令和元年9月5日(木)

講演の様子
講演の様子2

今年度3回目の講演会は、三春町からの要望により、「がんを正しく学ぶ〜胃がん・大腸癌の最新情報」をテーマに三春町保健センターにおいて開催されました。
 講師は、本学の消化管外科学講座准教授の大木進司先生が務められました。

講演では、まず胃がんの主原因について、ほとんどの場合ピロリ菌が原因で発症するものであると説明されました。ピロリ菌は一度除菌すると再感染することがほぼなく、40歳代までに除菌すると約90%の人で胃がん予防になり、それ以上の年齢でも一定以上の効果があるため、除菌をすることに意義があると話されました。
 次いで、胃がんを発症してしまった場合の対応について、その進行度によって内視鏡、腹腔鏡やロボットを使った低侵襲な手術、胃の全切除のような開腹手術、化学療法や薬物療法といった治療法を選択していくと説明されました。

最後に質疑応答が行われて講演会は終了いたしました。
 終了後にも講師へ感謝の声かけをされている方が多くみられ、参加された方も満足されている印象の講演会となりました。

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