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保健医療交流事業 (講演会) レポート

「元気なからだをつくる生活習慣」 (浅川町・平成29年11月8日)

今回は、浅川町の要望により、健康増進講演会として開催しました。
講師は本学の生活習慣病・慢性腎臓病(CKD)病態治療学講座 特任教授の旭 浩一先生が務め、「元気なからだをつくる生活習慣」という演題で行いました。
講演は、健康寿命の概念から始まり、平均寿命と健康寿命の差、要介護度別にみた介護が必要になった原因など統計的資料などから読み取れる内容を述べ、さらに福島県民の健康現況では、生活習慣病の要因となる項目が、常に全国平均よりも上位にあり、憂慮すべきものと話しました。
生活習慣(病)の要因となる動脈硬化のメカニズムや肥満について、脳血管疾患とはどういうものか認知症のタイプなどを解説し、生活習慣病の重症化(原因:悪い生活習慣(食べすぎ、運動不足、喫煙など)結果:動脈硬化、血管障害、心血管病(脳卒中や心筋梗塞))を防ぐことが大切である、と説きました。
そのためには血管を守ることが大切であり、特定健診のデータを活用したり、特定保健指導を受けて、徐々に生活習慣を改善していくことが重要であると話しました。
聴講者は、男女を問わず生活習慣(病)に敏感な中高年層が占め、講演後の質疑にも積極的でした。

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