* 〔緊急特集〕 学生・研修医が災害医療の現場で頑張っています!(2011.03.22)

学生ボランティア からのメッセージ


● 避難所を訪問して
【 医学部4年  齋藤 伴樹 】
(04.08)

このたびの東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
私は1週間にわたって県内(主に福島市内)の避難所を訪問し、被災者の皆さんに「放射線に関するアンケート」にご協力頂きました。初めにアンケートの趣旨と、どんなことをフィードバックできるのかをしっかり説明し、被災者の一人一人と20~30分ぐらいじっくり話をする形で進めました。怒っている人も多く、色々と困難もありましたが、100人近くの被災者にお話を聞くことができました。やはり浜通りの方々は津波の被害や原発による退避命令による心労が大きく、Svや放射線が人体に与える影響についての知識を得る余裕もないようでした。一人で避難していたご老人は知り合いもいない環境の中で、3日間ほとんど会話が無かったようで、沢山のことを話して下さいました。
今後の避難について、特に小中学生のお子さんのいる家族はかなり悩んでいる様子でした。子どもの学校を考えると遠くへ避難したくはないが、放射線は特に子どもへの影響が大きいので出来るだけ遠くまで避難したいというジレンマに陥っているようでした。また、原発で作業中の息子がいるのに自分だけ遠くに避難できないという方もいれば、遠くに避難したくても行く当てのないという方も多かったです。
避難所には被災者の支援のために活動している方々が沢山いました。「仕事」だからやっているという意識ではなく、「被災者を助けてあげたい」という強い思いが伝わってきて、大きく気持ちが揺さぶられました。そこには損得の感情ではなく、人の本当の優しさや力強さがあったと思います。今後も出来る限りのことをし、復興に協力していきたいです。

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