遺伝子発現解析を用いたマーカー探索 | 医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター

遺伝子発現解析を用いたマーカー探索

概要

独自開発の合成DNAマイクロアレイにより遺伝子発現解析をします。

全ての検体に対して共通のレファレンスRNAと共染色するため、レファレンスRNAとの相対値として検体間の横並び比較が可能です。

ご依頼いただいた検体と福島事業で取得済みの患者由来組織や細胞株のデータを組み合わせて解析することもできます。

特長

  • mRNAを増殖せず酵素反応を最小限に抑え、高い再現性を実現
  • 検体ごとに共通レファレンスと同時に染色することで横並び比較が可能
  • ランダムプライミング法により幅広いプロープ領域を設定可能
  • 80塩基の合成DNA(約32,000遺伝子)を搭載(特許取得)
  • ガラス表面を特殊化学処理(特許取得)
  • 特殊な器具を使用し均一なハイブリダイゼーションを実現

合成DNAマイクロアレイ▲ 合成DNAマイクロアレイ

DNA マイクロアレイシステム

  • 検体の由来に合わせ使用するDNAマイクロアレイを選択可能

活用例

  • がん種の間で遺伝子発現レベルに大きく差がある遺伝子を抽出(2 群比較,3 群比較など)
  • 発現レベルに大きく差がある遺伝子セットから発現レベルの合計値においてがん種を鑑別するのに最も適した遺伝子の組み合わせを算出(スコア化)

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