放射線健康管理学講座の坪倉正治主任教授が「第20回 科学ジャーナリスト賞 特別賞」を受賞しました

 本学、放射線健康管理学講座の坪倉正治主任教授が、日本科学技術ジャーナリスト会議が主催する「第20回 科学ジャーナリスト賞」において特別賞を受賞し、2025年7月5日に東京都内で開催された贈呈式に出席しました。

 この度の受賞は、坪倉教授が福島民友新聞で長期にわたり連載している「坪倉先生の放射線教室」の功績が評価されたものです。 この連載は、2011年の東京電力福島第1原発事故を受け、2015年1月から週1回のペースで始まり、掲載回数は540回を超えています。 放射線の基礎知識や被ばくの状況について、県民の不安に寄り添い、短い記事で分かりやすく解説を続けている点が評価されました。 今回の受賞において、新聞分野からの選出は唯一でした。

 贈呈式は7月5日、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで行われました。 選考委員であるノーベル化学賞受賞者の白川英樹 筑波大学名誉教授から坪倉教授へトロフィーが手渡されました。

 受賞に際し、坪倉教授は次のように謝辞を述べました。 「福島県民の皆様に定期的に放射線の基礎知識を提供してきました。連載を通して知識が少しずつ広がっていけばいいと考えています」

 本学は、今後も坪倉教授の活動をはじめとして、県民の皆様の健康と安心に貢献するための情報発信と研究活動に努めてまいります。

第20回 科学ジャーナリスト賞

  • 主催: 日本科学技術ジャーナリスト会議
  • 坪倉正治主任教授 受賞内容:
    賞: 科学ジャーナリスト賞特別賞
    対象: 福島民友新聞連載「坪倉先生の放射線教室」
  • 贈呈式:
    日時: 2025年7月5日(土)
    場所: 日本プレスセンタービル(東京都千代田区)
坪倉正治主任教授、白川英樹 筑波大学名誉教授の記念写真
左から、坪倉正治主任教授、白川英樹 筑波大学名誉教授
福島民友新聞社 取締役編集局長 丹野 孝典 様
謝辞を述べる坪倉主任教授

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