塙町・令和2年11月27日(金)

年度4回目の講演会は、塙町からの要望により、「地域を支える支援者のためのセルフケア」をテーマに塙町勤労福祉会館において開催されました。

講師は、本学の健康リスクコミュニケーション学講座助教の竹林由武先生が務められました。
　講演ではまず、地域の健康を支える様々な支援者の方はどのような環境でどのようなストレスや悪循環があるかを説明されました。

次に、ストレスや不安、緊張といったものによりリラックスできない精神状態を呼吸法で改善できるということを、参加者に実際に参加してもらって実践しました。参加者もその効果を体感することで非常に納得されている様子でした。

また、ストレスはまずイライラや怒りの感情として発現することも多いため、それコントロールする方法としてアンガーマネジメントを紹介されました。
　最後に避けられないストレスへの対処として、ポジティブな感情を多く持つようになることにより、広い視野を持てるようになったり、いい面を見られるようになったりといった好循環につながっていくことを説明されて、講演会は終了となりました。