産学連携・研究関連・寄附講座

産学連携の主な活動 (病院見学会)

「(一社)産業サポート白河」参加企業による施設見学 (平成29年2月16日)

本学では、医療福祉機器関連産業に異業種から新規参入を検討している県内の企業の皆様を支援する取組として、「附属病院施設見学会」を実施しています。
今回は、「一般社団法人産業サポート白河」参加企業のうち、医療分野への参入を希望している白河市の企業の皆様14名に本学附属病院の臨床工学センター、リハビリテーションセンター、看護部をご見学いただきました。

【臨床工学センター】
院内の医療機器の種類から用途、管理方法について説明するとともに、具体的な医療機器関連設備の参入事例として、AED(Automated External Defibrillator・自動体外式除細動器)の保温ケースを紹介しました。
ちょっとした工夫・発想で医療分野に参入できる、というきっかけとなればありがたいと考えております。

医療機器の種類・使用方法の説明 医療機器の管理用データベースの紹介

 

【リハビリテーションセンター】
リハビリの役割からリハビリ機器の説明、性能について紹介し、QOL(Quality of Life・生活の質)のためのリハビリ機器の改善余地について参加の皆様と意見交換を実施しました。
リハビリ機器市場は医療分野の市場の中でも発展途上の段階にありますので、今後もこうした企業の皆様との連携の場を確保していきたいと思います。

歩行補助具の説明(part1)/
股関節から腰にかけてベルトを装着するため、
大柄な患者まで訓練可能
歩行補助具の説明(part2)/
不自由度が比較的軽微な患者用

 

【看護部】
普段看護師がほぼ毎日使用している点滴台や氷冷器、ベッドなどについて医療現場からの要望・改善点を提案し、ご検討をいただきました。
参入余地のあるシーズが多数存在し、企業様から「今後試作品に挑戦したい」との声もいただきました。

点滴台のコードレスを希望 酸素ボンベが重く、設置が大変


参加した皆様からは、「普段目にする機会の少ない医療現場を肌で感じたことで、また新しい視野で今後の事業活動に取り組める」との感想が寄せられました。
医療福祉機器関連産業への新規参入に向けて本学附属病院施設見学にご興味のある企業・団体様は、事務局医療研究推進課までご相談ください。

【病院見学会概要】

日  時: 平成29年2月16日(木)12:50〜16:45
見学場所: 福島県立医科大学附属病院 臨床工学センター、リハビリテーションセンター、看護部
カリキュラム:
 12:50 開会
 13:00 臨床工学センター見学
 14:15 リハビリテーションセンター見学
 15:30 看護部見学
 16:40 閉会

事務局医療研究推進課 医療産業連携係

電話 (024) 547−1790
FAX (024) 581−5163
Eメール 
※スパムメール防止のため一部全角表記しています

▲TOPへ