福島県立医科大学 医療人育成・支援センター

Center for Medical Education and Career Development
    
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                               福島県立医科大学HPセンターTOP模擬患者(SP)
   

医療コミュニケーションの重要性 模擬患者とは? 医療面接トレーニングとOSCE 福島医大・模擬患者(SP)の会 お問い合せ
 


 □■ 福島医大・模擬患者(SP)の会 ■□ 


地域で交わされる医療コミュニケーションには方言があり独特な言葉の持つニュアンスを含んだものです。大学で学ぶ学生達は全国のいろいろな地域から集まっており在学期間に自分達が臨床実習する地域の患者さんや家族の方々が使う言葉に必ずしも慣れ親しんでいません。
福島医大・模擬患者(SP,Simulated Patient/Standardized Patient)の会は福島で学ぶ医学生・看護学生、研修医や医療機関で働く医療スタッフのコミュニケーション技術を高め、心の通った医療が実践されることを目的として平成21年3月に発足しました。平成26年度までに累計78名の福島医大認定SPが誕生し、現在50名以上のSPさんが医学生の医療面接実習、OSCE(オスキー)や看護学生の授業に協力してくださっています。

今後も学生や研修医への医療コミュニケーション教育に活躍して頂く予定です。
 

福島医大認定SPの推移




福島医大・ 模擬患者(SP)
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       過去の養成会はこちら

  平成26年度福島医大模擬患者の会活動

 1.平成26年度に開催した講習会
平成26年度は4月から10月まで計7回の講習会を開催しました(下記参照)。
今年度はさらにフィードバックのスキルアップや演技力を向上するための役作りに取り組み、看護教育シナリオにも挑戦しました。また、‘入院患者を演じよう’というテーマで2回にわたるワークショップを開催し、自分や家族が入院したときの経験を生かしたシナリオ作りを行いました。


がん告知ビデオでフィードバックの練習
(第2回 2014/5/20)



入院に伴う問題について話し合った結果を発表
(第5回 2014/7/29)



看護教育シナリオの練習
(第6回 2014/9/9)



入院患者シナリオ作りでのロールプレイ
(第7回 2014/10/7)

   
講習会 月日 内容
第1回  4月8日(火)  開講式・アドバンスドOSCE報告
  講師:医療人育成・支援センター  准教授 石川 和信
第2回  5月20日(火)  フィードバックのスキルアップ ‘OSVE’
  講師:医療人育成・支援センター
          〃
 助教 本谷 亮
 助手 菅原 亜紀子
第3回  6月17日(火)  OSCEシナリオの演習 ‘甲状腺機能亢進症’
  講師:災害医療総合学習センター  助手 吉田 浩二
第4回  7月1日(火)  BSLシナリオの演技力を高めよう ‘役作り’
  講師:医療人育成・支援センター
          〃
 助教 本谷 亮
 助手 菅原 亜紀子
第5回  7月29日(火)  入院患者を演じよう パートT ‘KJ法’
  講師:医療人育成・支援センター  准教授 石川 和信
 おつかれさま会
第6回  9月9日(火)  看護におけるコミュニケーション教育 ‘脂質異常症’
  講師:看護学部基礎看護学部門  講師 丸山 育子
第7回  10月7日(火)  入院患者を演じよう パートU ‘ベッドサイドのロールプレイ’
  講師:医療人育成・支援センター  准教授 石川 和信
第8回  10月21日(火)  修了式・医療面接実習練習

 2.医療をささえるコミュニケーションセミナー in 東北2014

   日時:平成26年11月1日(土)
   場所:コラッセふくしま(福島市)
   内容:
     1)仙台、山形、福島のSPグループからの近況報告
     2)特別講演と演習「ムラージュを体験しよう 〜演技のリアリティを高める工夫を学ぶ〜」

   講師:名古屋大学大学院医学系研究科地域医療教育学講座  阿部 恵子   先生
      日本医科大学医学教育センター  井上 千鹿子 先生


  ‘医療をささえるコミュニケーションセミナーin東北2014’として開催した公開セミナーには東北・関東から約50名の模擬患者、教員、医療関係者が集まり、メイキャップで皮膚病変を再現する医療用ムラージュについて学びました。
自分の腕に熱傷や点滴漏れ、傷、青あざを作るメイキャップを体験し、患者役としてのリアリティを高める工夫について討論しました。



医療用ムラージュの活用紹介(井上先生)


青あざのムラージュ体験(阿部先生)



点状出血


肘関節の青あざ



熱傷(水疱)


点滴漏れ

 3.医療面接実習・共用試験OSCE(医学部4年生)
10月〜11月  医療面接実習、シナリオ練習会(3回)
11月〜12月  共用試験OSCEシナリオの練習会(3回)
12月  共用試験OSCEのための学生の自主学習(2回)
12月16日(火)  共用試験OSCE

 4.臨床実習BSL(医学部5年生)
   医学部5年生の臨床実習で、SPが参加してコミュニケーション演習を行っています(年18回)



 5.アドバンスOSCE(医学部5年生)

2月〜3月  アドバンスOSCEシナリオの練習会(3回)
3月7日(土)  アドバンスOSCE



 6.その他授業参画
   医学部、看護学部の授業で、SPが参加してコミュニケーション演習を行っています。
   ・性差医療(医学部4年)
   ・看護学の基本(看護学部1年)


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