0242-75-2100

研修教育センター

training center

漢方内科 実地研修プログラムについて(2020年4月~)

当科は全国の漢方医学教育および漢方診療に携わる教員・医師を対象とした見学・研修を積極的に受け入れております。これまで漢方診療や漢方医学教育に関する指導を十分に受けることが出来なかった方、もしくはさらに修練を積みたい方、ぜひ当科で一緒に勉強しませんか。

見学・研修に関する問い合わせ先

〒969-3482
福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2

会津医療センター事務局経営企画室

漢方内科実地研修プログラム担当者 宛

TEL:0242-75-2242(直通) FAX:0242-75-2150

MAIL:a-kenkyo@fmu.ac.jp

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漢方内科 詳細ページ

週間スケジュール

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7:45 古典抄読会 古典抄読会 古典抄読会 古典抄読会 古典抄読会
8:15 病棟回診 病棟回診 病棟回診 病棟回診 病棟回診
8:45 (オリエンテーション)

外来陪席/病棟診療*


14:30 総回診
16:30 ミーティング

外来陪席/病棟診療*

学生BSL見学

外来陪席/病棟診療*

外来陪席/病棟診療*

(生薬調剤室)

外来陪席/病棟診療*

(総括)
  • ( )内は原則として研修中に1回。
  • *入院担当患者がいる場合、病棟診療が優先。
  • 内容は研修期間に応じて調整する。詳細なプログラムはページ下部参照。

当科の特徴

POINT1
煎薬を主体とした漢方診療

当センター内には漢方調剤室(生薬薬局)があり、入院・外来を問わず煎薬(煎じ薬)の処方が可能です。医療用漢方エキス製剤の制約を受けない、本格的な漢方診療を実践することが出来る環境です。

POINT2
入院診療が可能

当科では入院診療を行っています。外来で対応出来ない重症症例に対する漢方診療を実践することが出来ます。また、本施設は大学附属病院であり、複数の合併疾患を有する患者や西洋医学の急性期医療を受けている患者を診療する機会に恵まれています。

POINT3
漢方外科(鍼灸部)の併設

漢方薬(湯液)と鍼灸は漢方医学の両輪です。当センターは併設施設として漢方医学研究室鍼灸部を有しており、入院・外来患者に対して鍼灸治療を提供することが可能です。

診療・教育の様子

カンファランス・回診

カンファランス・回診の様子1
カンファランス・回診の様子2

毎週月曜日に漢方内科、漢方外科合同のカンファランス・回診を行っています。

三潴教授の指導下、各スタッフの専門性を活かして総合的な診療を心掛けています。

医学生・研修医教育

医学生・研修医教育の様子1
医学生・研修医教育の様子2

当科は福島県立医科大学附属施設として、医学生、初期研修医に対する漢方医学教育を積極的に実践しています。医学生、初期研修医は、漢方内科、漢方外科、漢方調剤室でそれぞれ学ぶことにより、漢方医学について包括的に理解することが出来ます。このような教育体制は全国でも有数と自負しております。

入院鍼灸治療

医学生・研修医教育の様子1

当センター附属病院漢方外科では、入院患者に対して鍼灸治療を行っています。

漢方調剤室

漢方調剤室1
漢方調剤室2

当センター内の漢方調剤室です。生薬を使用した煎薬に加え、散剤や丸剤の調剤も行っています。

日常から生薬に親しむことによって、漢方エキス製剤の運用では身につかない生薬に関する知識や経験を積むことが出来ます。

入院患者に対する煎薬の処方例

処方例1
処方例2
処方例3
処方例4
処方例5

入院患者に煎薬が処方される過程です。漢方調剤室で調製された煎薬は、院内スタッフが運搬、保管し、内服時には温めてベッドサイドに届けてくれます。当センターでは院内スタッフに対して十分な漢方診療の指導・教育がなされている点が特徴的です。

古典抄読会

処方例1

当科は毎朝始業前に古典の抄読会を開催しています。扱う古典は、漢方医学の聖典である「傷寒論」、「金匱要略」と、江戸時代後期の名著「類聚方広義」です。これら3冊を約1年のペースで繰り返し読み込んでいきます。

研修プログラムの詳細

一般財団法人日本漢方医学教育振興財団(JKME)の認定プログラムです。研修は随時受け付けておりますので,希望者は申し込み方法をご確認の上,書類をご提出ください。

1. 実地見学コース【2~3日間】

プログラム名 漢方専門教育施設における臨床実地の見学
募集人数 同一時期に2名まで
研修資格 基本領域学会の認定医あるいは専門医を取得済みあるいは取得見込みであることが望ましい。
研修目標
  1. 生薬を用いた外来から病棟まで、漢方の臨床実地を見学
  2. 当施設にける漢方研修の体験
研修内容
  1. 漢方医学の基本的概念について,臨床実地を踏まえて見学する
  2. 漢方医学的診断方法について,体験を交えて見学する
  3. 漢方方剤の運用の実際とその臨床効果について,体験を交えて見学する
スケジュール ①病棟回診同行 ②外来陪席 ③古典抄読会(始業前)
修了証 なし
申し込み方法 申請書(様式ア) ②履歴書(様式イ) ③所属長推薦状(任意様式) ④医師免許証の写し
以上を下記の送付先へ郵送。
手続き 研修までに当施設規定の研修受け入れ手続きを完了していただきます。
問い合せ・郵送先 〒969-3482
福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2
会津医療センター事務局経営企画室
漢方内科実地研修プログラム担当者 宛
メールアドレス:a-kenkyo@fmu.ac.jp

2. 体験的実習コース【1~4週間】

プログラム名 漢方専門教育施設における臨床実地と臨床教育の体験
募集人数 同一時期に1名まで
研修資格 基本領域学会の認定医あるいは専門医を取得済みあるいは取得見込みであることが望ましい。
研修目標
  1. 生薬を用いた外来から病棟まで,漢方の臨床実地を体験
  2. 漢方医学の学習方法と臨床実地指導方法の体験
研修内容
  1. 漢方医学の基本的概念について,臨床実地を踏まえて学修する
  2. 漢方医学的診断方法を体験的に学修する
  3. 漢方方剤の運用の実際とその臨床効果を体験する
  4. 漢方方剤運用上のリスク・マネージメントを体験する
  5. 医学生あるいは臨床研修医への漢方医学教育を体験する
スケジュール ①病棟回診同行 ②外来陪席 ③症例検討会 ④古典抄読会(始業前) ⑤生薬調剤実習 ⑥鍼灸診療の見学(希望者)
修了証 あり(漢方医学講座教授名)
申し込み方法 申請書(様式ア) ②履歴書(様式イ) ③所属長推薦状(任意様式) ④医師免許証の写し
以上を下記の送付先へ郵送。
手続き 研修までに当施設規定の研修受け入れ手続きを完了していただきます。
問い合せ・郵送先 〒969-3482
福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2
会津医療センター事務局経営企画室
漢方内科実地研修プログラム担当者 宛
メールアドレス:a-kenkyo@fmu.ac.jp

3. 実践的学習コース【1か月間以上】

プログラム名 漢方の臨床実地を通した臨床力と指導力の向上
募集人数 同一時期に1名まで(開始時期が異なる場合は複数の受け入れも考慮する)
研修資格 基本領域学会の認定医あるいは専門医を取得済みあるいは取得見込みであることが望ましい。
研修目標
  1. 生薬を用いた外来から病棟まで、漢方の臨床実地を習得
  2. 漢方医学の学習方法と臨床実地指導方法の習得
研修内容
  1. 漢方医学の基本的概念について,臨床実地を踏まえて学修する
  2. 漢方医学的診断方法を学修する
  3. 漢方方剤の運用の実際とその臨床効果を学修する
  4. 漢方方剤運用上のリスク・マネージメントを学修する
  5. 医学生あるいは臨床研修医への漢方医学教育を体験的に学修する
スケジュール ①病棟患者を担当(副) ②病棟回診同行(毎日) ③外来陪席(病棟診療を優先) ④症例検討会 ⑤古典抄読会(始業前) ⑥生薬調剤実習 ⑦担当患者の症例レポート(漢方医学的経過,考察など)・学術発表支援 ⑧鍼灸診療の見学や手ほどき(希望者)
修了証 あり(漢方医学講座教授名)
申し込み方法 申請書(様式ア) ②履歴書(様式イ) ③所属長推薦状(任意様式) ④医師免許証の写し
以上を下記の送付先へ郵送。
手続き 研修までに当施設規定の研修受け入れ手続きを完了していただきます。
問い合せ・郵送先 〒969-3482
福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2
会津医療センター事務局経営企画室
漢方内科実地研修プログラム担当者 宛
メールアドレス:a-kenkyo@fmu.ac.jp4

4. 専門医目標コース【曜日選択】

プログラム名 漢方専門医(指導医)相当の臨床能力と臨床研修施設における指導力向上
募集人数 同一曜日に3名まで
研修資格 基本領域学会の認定医あるいは専門医を取得済みあるいは次期取得予定の者。
日本東洋医学会会員(入会手続き中を含む)。 
研修目標
  1. 生薬を用いた外来から病棟までの漢方運用の習得
  2. 漢方医学の学習方法と臨床実地指導方法の習得
  3. 日本東洋医学会認定漢方専門医取得に向けた技量の習得
研修内容
  1. 漢方医学の基本的概念について,臨床実地を踏まえて学修する
  2. 漢方医学的診断方法を学修する
  3. 漢方方剤の運用の実際とその臨床効果を学修する
  4. 漢方方剤運用上のリスク・マネージメントを学修する
  5. 医学生あるいは臨床研修医への漢方医学教育を体験的に学修する
  6. 漢方医学に関する学会発表の実施
スケジュール ①病棟回診同行(始業前) ②外来陪席 ③古典抄読会(始業前) ④生薬調剤実習 ⑤経験症例のレポート添削(随時) ⑥学術発表支援
修了証 日本東洋医学会認定漢方専門医試験合格あるいは指導医取得をもって替える。
申し込み方法 申請書(様式ア) ②履歴書(様式イ) ③所属長推薦状(任意様式) ④医師免許証の写し
以上を下記の送付先へ郵送。
手続き 研修までに当施設規定の研修受け入れ手続きを完了していただきます。
問い合せ・郵送先 〒969-3482
福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2
会津医療センター事務局経営企画室
漢方内科実地研修プログラム担当者 宛
メールアドレス:a-kenkyo@fmu.ac.jp
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