整形外科・脊椎外科学講座の 小松 淳 助手が出前講座を行いました。
平成28年5月26日(木)に、会津地区食生活改善推進連絡協議会 様からのご依頼により会津地区食生活改善推進員支援研修会の一環として、会津若松市文化センターにて整形外科・脊椎外科学講座の 小松 淳 助手が出前講座を行いました。
今回は「あなたの骨大丈夫ですか?~骨粗鬆症と転倒・骨折に注意~」というテーマで、講演を行いました。
成人の骨密度は70~80%が正常ですが、それ以下となると骨粗鬆症の疑いがあります。
骨粗鬆症と生活習慣病は密接な関係があり、例えば、糖尿病の方と正常の方を比べると、糖尿病である方において骨粗鬆症である割合が高いというデータも出ています。
普段の生活から気をつけていないと、あちらが悪くなり、こちらが悪くなりと負のスパイラルに陥ってしまうこともありますので、注意が必要です。
転倒して骨折してしまうリスクなどがあることから、対策として安静にしているべきだと考えている人もいるかも知れませんが、骨にはある程度の刺激があった方が良いと言われています。1日8000歩の目安でジョギングしたり、体幹トレーニングなどの運動療法が一番効果的です。
近くの医療機関にて骨密度を実際に検査してみたり、当センターには「ほね元気外来」という専門外来もあるので、せび活用してください。
当センターを受診することも可能ですが、その際はかかりつけの先生に紹介状を書いてもらってから、受診するようにしてください、とお伝えしました。
参加していただいた約130名の皆様、ありがとうございました。
※出前講座については随時受付を行っております。詳細はこちらをご覧ください。