12月糖尿病教室食事勉強会を開催しました!
平成29年12月7日(木)に会津医療センター会議室にて、糖尿病教室 食事勉強会を開催しました。
今回のテーマは「蕎麦」。15名の方が参加され、食事を実際に食べながら、食事療法を学びました。
蕎麦・うどん・素麺・ラーメンなどの麺の食事は、主菜・副菜が揃い易いご飯の食事に比べ単品になりがちで、糖質に偏ったり食物繊維が不足し易く、食後の血糖値を上げ易い食事といえます。
また、麺つゆには多量の塩分が含まれるため、塩分をとり過ぎない工夫がとても大切です。
今回は、「野菜たっぷりのけんちん蕎麦、鶏ひき肉・長ねぎ・木耳・絹さや等の入った千草焼き、小松菜・油揚げ・しめじ等のおかか和え、りんご」の献立を試食いただきました。
けんちんの具は煮込んで美味しい味を染み込ませ、薬味にネギ・七味唐辛子を使い、麺つゆを残して食べるなど減塩の食べ方を実践いただきました。
更に、千草焼き・おかか和えの味がもの足りない方には、醤油をスプレーで吹きかけて表面だけに薄く味をつけて食べる、醤油に代えて酢をかけて食べるなど、減塩の工夫を体験いただきました。
参加者の方からは、「野菜がたっぷりあると麺を食べ過ぎなくて良い」「つゆは飲み干していたが、これからは残すようにしたい」「しょう油をスプレーで表面にかけるとしっかり味を感じた」「次も参加したいです」などの感想をいただきました。
次回の糖尿病教室 食事勉強会は6月開催を予定しています。詳細が決まり次第、当院ホームページなどでご案内します。
糖尿病の食事療法を実際に食べて学べる機会ですので、糖尿病食に関心のある方のご参加をお待ちしています。