9月糖尿病教室食事勉強会を開催しました!
平成30年9月13日(火)に、糖尿病教室食事勉強会を開催しました。
今回は、患者さんやご家族に加え、栄養士・薬剤師・看護師・医師を目指す実習生7名も参加しました。
テーマは「丼(どんぶり)」。
「豚肉のスタミナ炒め丼(麦ご飯)、若布と枝豆ともやしの生姜和え、トマト、梨」を実際に食べながら、糖尿病の食事療法や減塩のポイントについて学びました。
ご飯もボリュームたっぷりになりがちな「丼」ですが、まずは丼に「適量のご飯の計量」を体験いただき、丼であっても「ご飯は適量」が重要であること、さらに「麦ご飯」の血糖値上昇の抑制効果についても学びました。麦ご飯と野菜や海草などのおかずを良く噛んでいただきながら、減塩のための薬味や酢の活用、丼に組み合わせたい副菜、高カロリー・高塩分に注意するポイントなども確認しました。
また、糖尿病・内分泌代謝・腎臓内科学講座教授の橋本重厚先生からは、旬の野菜の「オクラやモロヘイヤ」などネバネバしたものといただくことで血糖値上昇の抑制効果が期待できる等のお話があり、参加者の方も普段から実践していることを話されたりと、和やかな勉強会となりました。
参加者アンケートでは「一般的な丼のご飯が多いことが良く分かった」、「血糖を少しでも下げたいから麦ご飯を活用したい」、「味が薄かった、普段かなり味が濃いものを食べていたことがわかった」、「薄味でも食べられた」などの感想をいただきました。
次回の食事勉強会は、平成30年12月4日(火)開催予定です。
実際に食事を食べながら、食事療法のコツを学ぶ機会となりますので、ぜひご参加ください!
申込方法等については、改めて当院ホームページでもご案内します。