【患者支援センター】11/26に出前講座を実施しました!
平成30年11月26日(月)に、会津若松市北公民館において、住民の方を対象に患者支援センターの在宅看護専門看護師の柏木久美子主任看護技師が出前講座を行いました。
「医療と介護を支える仕組み」というテーマで、2025年問題と国の医療政策の方向性、会津地域の今とこれからを参加者の皆さんと一緒に考え、病院から地域の方へのメッセージをお伝えしました。
高齢化に伴い、医療費をいかに削減するかが医療政策の課題になっており、ベッド数の削減もこの課題に向けた対策のひとつです。まれに入院、ほぼ在宅、という老後の過ごし方が社会的に目指されています。
会津地域もその例外ではなく、特に高齢化のペースでは全国水準を上回っています。そんな中、自身のこれからを考えるときに大切なことは、住み慣れた町で、いつまでも自分らしく暮らすためにどんな準備をしておくべきか、今から考え、周りに伝え残すことです。
病気になったときにどんな治療を望むか、どこで最期を迎えたいか…明るい話ではないので、なかなか積極的に話題にすることはないのかもしれません。しかし、元気なうちから考えて、それを誰かに伝えたり、書面に残しておくことが、自分にとっても家族にとっても、身の回りのすべての人にとっても大切です。
当センターもそうですが、みなさんの「生きる」意思を支える人が、病院に、地域に、身近にたくさんいます。
今日の講座が、みなさんが考え、伝えるきっかけになれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
※出前講座は随時受付ておりますので、こちらをご覧ください。