【外科学講座（呼吸器外科）】研究論文が医学雑誌に掲載されました

　平成30年11月13日に当センター外科学講座（呼吸器外科）の樋口光徳准教授が中心になってまとめた研究論文が、米国科学誌『Oncotarget』に掲載されました。

　本研究では、微小肺髄膜細胞様結節（MPMN）と中枢神経由来の髄膜腫を対象として、Neurofibromatosis（NF）-2遺伝子変異をFISH法で検討し、両者でのNF-2遺伝子欠失を確認しました。これは両病変の発生機序の共通性をより強く示唆する結果で、たいへん興味深いものです。
　この結果を契機として、他の遺伝子変異も含めた解析を行い、MPMNの病態解明を進めていく必要があります。

　なお、本論文はこちら（『Oncotarget』のホームページ）からご覧いただけます。