12月糖尿病教室食事勉強会を開催しました!
令和元年12月12日(木)に、糖尿病教室食事勉強会を開催しました。今回は、患者さんやご家族に加え、医師を目指す学生1名も参加しました。
今回のテーマは「カレーライス」。 献立は「チキンカレーと十五穀米ご飯、サラダ、リンゴ」でした。
つい、お代わりしたくなる「カレーライス」ですが、カロリーも塩分も多くなりがちです。参加者の皆様には「自分の適量のご飯を計量する」を体験いただき、「カレー」のカロリーを減らす工夫と塩分を控えてもおいしくいただくための工夫、スパイス「ガラムマサラ」の活用などを紹介しました。カレーであっても「ご飯は適量」が重要です。更に、白飯を十五穀米へ変更して野菜を組み合わせる事で食物繊維が豊富な食事となり食後血糖値上昇の抑制や過食予防になること、雑穀米の低GI効果に加え色合いや歯ごたえも楽しみ、またカレーライスに組み合わせたいサラダの量を確認し、海苔、ゴマ、酢などをかけて、風味と香ばしさを楽しみ良く噛んでいただきながら、減塩の工夫を体験いただきました。市販のカレールーのカロリーや塩分量も確認しました。参加者のも普段から実践している経験を話されるなど和やかな勉強会となりました。
参加者アンケートでは「普通のカレールーの塩分が1食2.0g以上あることが分かった。」「塩分は気にしていなかった。」「福神漬け、みそ汁も食べ、ソースをかけていた。」など塩分にも関心を持って頂き、「雑穀米を活用したい」「副菜を取るようにしたい。」「ゴマ、海苔、酢がよかった。」など感想がよせられました。
次回の食事勉強会は、令和2年6月開催予定です。実際に食事を食べながら食事療法のコツを学ぶ機会となりますので是非ご参加下さい。
申込み等については、改めて当院ホームページでもご案内します。